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この世界は概念の産物である

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目から獲得した情報が一番多いと言われますが、実際に我々はほぼ何も見っていないことを、前回説明した。では、なぜ不便を感じないでしょうか?その答えは、私たち人間は概念の世界を生きているからだ。現実世界の中に僅かな痕跡をつかんで、すぐに記憶の中の概念を呼び起こして視力の空白を補い、そしてこの世界は概念によって充実されたのである。しかし、だれでも目を閉じれば、さき見た世界を細かい記述や描写ができない。概念によって構築した世界は真実性のない虚偽の世界であることが明白である。

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我々は生まれてから、ずっと世界を概念化している。これは人間の本能である。例えば、人の顔を見るとき、視線の注視点が目、鼻、口や顔の輪郭に集中する。アイカメラで記録した視線の軌跡をもっとシンプルなものにすれば、だいたい☺のような記号に見える。というのは、人間は顔を見るときに、五官の位置関係、五官と顔輪郭との関係を結びつけたのである。顔以外のものを見るときも同じであろう。人間は特定の情報を選んで抽象な関係を作り上げる。筆者はこれを関係図式と呼ぶ。☺また(^-^)は顔文字と呼ばれるのが、これらの記号は顔と類似また同じ関係図式を持っているからだ。

筆者は認識を二種類に分類する。一つは、確認の認識、もう一つは把握の認識である。日常生活の中で、周りの環境を確認するのみで十分なので具体的な情報はいらない、この時の認識は確認の認識である。こうすれば、情報処理に使われるエネルギーが最小限に抑えることができ、ほかのことにエネルギーを集中することができる。もう一方、把握の認識は対象の構造をしっかり認識して記憶する。これは新しい事物を認識するとき主に幼少期で行われる。

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世界是概念的产物

前文说到,虽然人通过眼睛获得大量信息,但实际上眼睛又几乎看不到什么,估计其它感觉器官也是这样,那么人为什么不觉得有任何不便呢?答案是,我们是生活在“概念”的世界里。我们在现实世界里,只要看到某些事物的端倪,就立刻唤醒记忆中关于此事物的概念,概念填补了视力不足的空白,于是眼前的世界一下子变得鲜活立体起来。但是,这个虚拟世界既不真实也经不起任何考验,闭上眼睛,我们无法叙述这个世界的任何细节。

所以我把认知行为分为两种,一种是确认式认知,一种是把握式认知。日常生活里我们主要运用确认式认知,即只要知道环境里有什么就足够了,而不必把握具体是什么样子,这是确认式认知。它可以把大脑处理信息所需要消耗的脑力降到最低,从而把精力集中到其它目的去。而把握式认知则是认真观察对象,把握对象的结构特征并予以记忆的过程,这个过程更多的运用在对新鲜事物的把握上,主要集中在婴幼儿时期。

我们从出生开始就一直在把世界的各种事物进行概念化处理,这是人的本能。比如我们注视一张面孔,视线的注视点多停留在眼睛,鼻子,嘴,耳朵和头的轮廓线上。如果将视线的运动轨迹简化下来,它和☺这样的符号很相近,这说明我们在观看一个面孔时,是在给五官之间及五官和面孔轮廓之间建立一种位置关系的联系。在观看其它事物时也是如此,人力图给各种突出的信息之间建立出一种关系。这是一种抽象的关系,我称之为关系图式。☺或者(^-^)之所以被称为“颜”文字,因为他们都具有类似或相同的关系图式。

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