それは役割からの解放

私の時間と私の空間がある事で
私という存在が再確認出来る様になる。

私はここに存在しているのに、
私の存在を再確認するってなんなんだろうか・・・。

久しぶりに、
お花を生け直した。

忙しさのあまり、
花を生ける余裕がなくっていた。

あちこちに飾ってあった花が
無残にも枯れ果てていたのだ。

あんなに大好きな花を忘れるなんて・・・。

そんなにも、
別な事に集中していたと言う事なんだろう。
けれど、
真っ黒に朽ち果てるまで放置していまうとは、
自分のストイックさに呆れた(爆)

私は、
思い立ったらそれだけに真っしぐらになって
トコトン追求しては
身体に支障が出て我に還るタイプ(爆笑)

何度も何度も同じ事を繰り返すから
そう言う性質なんだと腹を括る事にした。

逆に、
身体がちゃんと教えてくれるのだから
身体に従えば良いだけで。
そしてまた、
私の時間と私の空間に浸かって
私の鋭気を養えばいい。

私を忘れる程
何かに没頭出来るのは
「物凄く素晴らしい事。」と思う事にした。
私を忘れる程
何かに没頭出来るのは
また私に戻れると言う確信があるからとも思った。

私は私を信頼しているからこそ
私から抜け出して
何かの役割を担っているのだろう。

行き過ぎては行けないところで
身体がちゃんと教えてくれるのは
役割（母だったり、妻だったり、嫁だったり、娘だったり、社会的な何かだったり）からの解放の合図。
更には、
私が私との濃厚接触の時間と空間が待っている。

そうやって、
私なりのバランスの取り方を知ったから、
私がここに在るんだと思っている。