見出し画像

マクロとミクロと共に在る暮らし

真鶴に来てから、暮らしの音が変った。
鳥の鳴き声に起こされ、今朝は5時に目が覚めた。
毎朝、鳥の鳴き声が聞こえては来るのだけれど、今朝は一段とご機嫌なと言うか、元気な声で囀り響いていた。
まだ寝たいと思いながらも寝室から出てみると、太陽の光が家の中に差し込んでいて、あまりにも綺麗だったから思わず写真を撮ってしまった。
(手前にあるのは組紐台。)

画像1

日曜日の朝は10kmランニングをすると決めたので、
今朝も港からランニングをスタートさせた。
いつも港の全体的な景色を感じて、大きく深呼吸をしてからスタートをする。

画像2

昨日の大雨のお陰か、青空に透明感が増していた様に感じた。
三浦半島までくっきりと見える程。

画像3

空が写った潮だまりがあまりにも美し過ぎて、岩場へ寄り道。
小さな生き物がたくさん動いていた。近寄っていくと、みんな一斉に動き出していて、狭い中でも上手に隠れてて凄い!

画像4

お林の中の木ぎたちの揺れる音が、潤いのあるモノになった様に聞こえた。
緑がより一層鮮明になって、エネルギーが増している様。
走るのが3回目だからなのか、いつもよりも軽快に走れていた気がしたのは、自然の力のお陰なのかな。

画像5

小さい町なのに、あちこちに道祖神がたくさんある。
「神様が守ってくれている。」と言うみんなの意識があるのだと思う。

画像6

ランニングをしていると、足を一歩一歩動かして地を捉えるからか、周りの環境と自分が連動してくる感覚がある。
そして空を見上げると、
「私は今ここに存在しているんだよ。」と自分に再確認する。

画像7

土や海や空が在って「私もここに存在しているんだ」って思うと、
自分も含めて全てを大事にしなくてはいけないって改めて思う。
真鶴に来てから、それを深く感じる様になったのは、大きな存在の自然が周りにたくさんあるからなのだろうか。

画像8

大きな力に守られているけれど、
小さな力に翻弄されている今の私たち。
本当は小さな力も私たちを守りに来たのかもしれない?って、更に自分を小さくして、すごくすごく小さな生物の中を覗いてみよう。なんて妄想をしてみる。

画像9

大きな力と小さな力の狭間で、
私たちの暮らしはどう変化していくのだろう。

昔、ウィルスの本を読んだ時があって、
「ウィルスだって生きて行きたいから、宿ぬしを安易に殺しはしない。共存する事を考えている。」
様なことが書いてあったのを思い出す。
小さな力と共に生きていく暮らしを、私たちはこれから見出していくのだろうか。
2020.4.19

サポートが励みになってます♡ 本当にありがとうございます☺️