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ネントレ、その後(1歳半)。子どもの波を受け入れる

娘が5ヶ月のときに書いたネントレの記事が、継続的に、たくさんの人に読まれている。

その割に「いいね」がついていないということは、期待していた内容じゃなかったのだろう。なんかすいません…。このときは「こんなネントレ方法が効く!」とか「ネントレやってよかった!」とか、そういうことを書いたわけではなく、ただメソメソしていたので何の役にも立たない記事だったのだ。

そして、今回もそうだ。期待して開いてくださった方、ごめんなさい。ネントレを始めてから1年3ヶ月も経っているのに、うちの娘はまだ夜ときどき泣きます。

でも、ちょっと待って!「なんだ、ネントレなんて効果がないんだ…」とページを閉じる前に、この1年半で思ったことをちょっと話を聞いてってください。


冒頭の記事にも書いたとおり、ネントレ、本当にしんどいです。泣き叫ぶ我が子を暗い部屋に残して、別室で震えながら眠るのを待つ。自由時間なんてもんじゃない、何も手につかない。子どもにとっても親にとっても、最初はつらい時間になる。

でも、子どもは本当に頭がいいので「あれ、泣いても叫んでも戻ってこないじゃん…」と覚えたら、だんだん泣く時間が短くなって、最終的にスンって寝るようになる。これには驚いた。

うちの娘は、かなり早い段階で寝付きは良くなった。ネントレを始めて1週間くらいで、ベッドに置いても泣き叫ぶことはなくなった。ドアを閉める瞬間まで、親指をくわえながら布団の中からこっちをじいっと見つめてくるものの、もう泣くことはなかった。1歳半になった今は、「ないない(night night)」って小声で言いながら手を振ってくれるほど。成長に涙が出るぜ…

そうなってしまえば、こっちのもんだい!あとは家事や仕事をしたり、映画を見たりゲームをしたり。大人の時間ってやつです。

先日、「仕事と子育ての両立」というテーマでイベントに出させていただきました。そのときもお話したのだけど、ネントレがなかったら、私は仕事なんてできなかっただろうと思う。育休中の私にとって、ネントレによってできた大人の時間は、大切な仕事の時間だった。

娘にとっても「ひとりでも眠れる」というのは、なかなか良いみたいだ。今はパジャマを着ると本棚へと走り出し、読む本を持ってきたら私の膝に乗ってくる。そして読み終わると「はいはーい、寝るよ~」とでも言うように、ベッドに入っていく。成長に涙が出るぜ…

だから、「ネントレってどうなのかな?やってみようかな」と思ってこのページに辿り着いた人には、ぜひトライしてみてほしいな。最初はつらい、けどそれによって得られる時間と取れる休息はでかい。


こうやって書くとネントレ成功!って感じなのだけど、冒頭でも書いたとおり、うちの娘はまだ夜泣きをする日がある。というか、この1年半、ずーっと「泣かずに朝まで寝る期間」と「夜泣きが続く期間」というのを繰り返している気がする。

最初は「ネントレしたってだめじゃん…泣くじゃん…」と思っていたのだけど、最近は「今は夜泣きする期間なんだな」と受け入れられるようになった。彼女にだって泣きたい夜があるのだろう。少し経てば、また眠れるようになることを、私は知っている。

本当かどうかは知らないが、子どもの脳が成長するときに夜泣きしてしまうと聞いたことがある。だから泣いているときは「おお、いろいろ吸収して成長しているのだなあ」と気楽に考えるようにしている。

他のこともそうだ。「最近ごはんを食べてくれない」と悩んでいた翌週に、いきなりモンスターのように食べ始めて「足りない!足りない!」と叫ぶこともある。

「うちの子は手をつないでくれない…」と心配していたと思ったら、ある日突然自分から手を伸ばしてきたりする。


娘にも、ネントレにも、波がある。

だから、ネントレして泣かなくなったと思ったら、また泣き始めたっていう方、大丈夫です。ネントレ挫折しちゃったという方、全然それでいいと思う。

私たち家族の場合、この1年半はネントレしてよかったと思っている。それは夫が文化的にそれを良しとしていたからであり、私が添い寝に疲弊していたからであり、家族にとってネントレが必要だと感じたからだ。

でも正直なところ、娘の隣で寝ていた頃がすこし恋しかったりもする。それはそれで、素晴らしい時間だっただろう。だから、正解なんてないのだと月並みなことを思う。

ひとりで眠れない大人はいないのだから、みんなどうにか朝まで眠れるようになるのだから。そのうち、出てこいと言ったって布団から出て来ない日が来るのだから。

そうやって気楽にかまえて、夜泣きを乗り越えよう。

自分たち家族の波を受け入れる。その波に合わせて、自分たちがいいと思うスタイルで生きていこうと、また朝まで寝てくれるようになった娘を見て改めて思う。

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