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「誰のどんな課題」を「どうやって」解決するのか。

こんにちは(^^♪

ナビたろうです、アクセス頂きありがとうございます。心より御礼申し上げます。このマガジンでは、日々の気づきや考えなどをとりとめもなく、まとめていきます。文章の乱れなどはご了承くださいませ。

今回は最近、下記の本を読み、素晴らしいと感じたフレームワークをひとつ紹介していきます。

なぜこの本を読んだのか、きっかけはおそらく「新規事業」「スタートアップ」関連の本をamazonで検索していたときに、レコメンドされてきたのだと思います。スタートアップというよりは、新規事業開発に関してまとめた本ですが、そもそも「スタートアップと新規事業の違いはなんぞや」の部分も前半に丁寧に書いてあり、分かりやすかったです。なんらか、その辺にお悩みの方はぜひ一度手に取って読んでみてください。

「誰のどんな課題」「どうやって解決する」か。

スタートアップにしろ、新規事業にしろ、新しいサービスを開発することは共通しています。そのふたつの違いは「使えるリソース」の問題が大きいと思います(ブランドなどもありますが)。で、新しいサービスを開発するときには「誰のどんな課題」を「どうやって解決するのか」という問いに対して、オリジナルな答えを見つけなければいけません。この部分、下記の動画が非常に参考になりました。


課題の独自性×解決方法の独自性。

その前提で、これは冒頭に紹介した本の中で使われていたフレームワークです。非常に分かりやすいと感じました。

課題の独自性×解決方法の独自性

自分のアイデアやビジネスを検証したり、客観的に把握するときに「課題の独自性」「解決方法の独自性」の4象限で考えてみます。右上のマスが「最も良いアイデア」で、左下が「良くないアイデア」です。なるべく「右上のマス」に入るようなアイデアになるのが良いでしょう。

例えば「食品の移動販売」サービスを考えてみます。移動販売は「高齢者などの移動が困難な人」に食品などの商品を販売するサービスです。最近、都市部でも増えてきましたよね。私の家の周りにも定期的に販売に来ています。
移動販売は、そのような「高齢者の課題」を解決するための「課題の独自性が高い」サービスです。最近は新規参入が増えてきたのか、独自性は薄れてきたかもしれませんが、それでも課題にしっかりとフォーカスをした良いサービスだと思います。
加えて、解決方法の独自性もあります。運営している主体にもよりますが、そもそも「商品」を調達できないと、移動販売はできません。しかも、どのような商品を持っていったら売れるのか、しっかりとしたデータがないと商売として成り立ちません。地域のスーパーや大手の流通業と連携しないと、ビジネスとして成立しないでしょう。ぱっと思いついた個人ができるサービスでもありません。その意味で解決方法の独自性も高いといえます。

終わりに。

このマトリクスはアイデアや事業を検証するとき、人に説明するときに分かりやすいと感じました。特に、事業を進めていると、何していいのか訳分からなくなる時も多々ありますので、そのときに整理できるツールとしては有効だと思います。

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