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2_「学習MAP」の解剖図鑑。

こんにちは(^^♪ ナビたろうです。このたびは「ナビたろうの学習相談室」にアクセス頂き、有難うございます。心より御礼申し上げます。このマガジンでは「まなぶ技術」を丁寧に、分かりやすく、お伝えしていきます。

今回は第2回目。どうやって「学習計画」を立てるかについて、書いていきます。

学習にとって「計画」とは

誰もが一度は聞いたことがあると思いますが、学習を効果的に進めていくためには「学習の見通し」、つまり「計画」が必要不可欠です。手当たり次第に、なんとなく、学習を進めてみても、なかなか前には進みません。

学習は「船の冒険」に似ています。まずは「海のMAP」を作らないと、どっちに進んでいいかも分かりませんよね。同じように、学習も「学習のMAP」が無いと、前に進みません。

ところが、この「MAP」なしに「学習という航海」に出てしまう人がかなり多くいます。そのようなことをしてしまうと、船は大海原にただよう海の藻屑となり・・。という結果になります。学習で言えば、せっかく勉強したのに全然だめだった、という結果になります。そのような経験を繰り返し、勉強嫌いになってしまうお子様もたくさんいます。

紺と緑 ゲーム YouTubeチャンネルアートのコピーのコピーのコピーのコピー (1)

そのようにならないためには、まず「計画」が大事です。学習の「MAP」を作りましょう。

「学習MAP」の解剖図鑑

さて、そうゆうことで今回のテーマは「学習MAP」です。学習MAPを解剖していきましょう。学習MAPはどのようなもの(内容)によって構成されているのでしょうか。

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①目的地=学習の目的

 まず「目的」を決めましょう。航海でいえば「目的地の設定」です。アメリカに行きたいのか、ヨーロッパなのか、はたまたインドなのか。船の旅は「目的地」を決めないと、出発できませんよね。

 おなじように、学習の旅も「目的地」を決めることから始まります。例えば、大学受験でいえば「志望校」が目的地にあたります。目的地が決まることで、その後の具体的な学習戦略が立てられるようになります。

 しかし、意外に「目的地」を決めることも難しいものです。あっちの大学もいいし、こっちの大学もいい。果たして自分はどっちの大学を選ぶべきなのだろうか。そんな悩みもたくさんありますよね。そのような試行錯誤をしながら「自分にとって大事な目的地」をまずは決めることが大事です。

②到達時間=試験日

 次に決めるべきは「到達時間」、つまり「試験日」です。航海も出発したものの「いつかつければいいよね~」では、絶対に目的地には到達しません。むしろ、目的地に到達する前に「食糧が尽きて餓死」してしまうのが関の山でしょう。そんな無謀な挑戦は今すぐにやめるべきです。

 どんな旅にも「到達時間」があります。この時間までに「到達する」「終る」という時間です。学習でいえば「試験日」がこれにあたるでしょう。例えば、大学受験でいえば「年に1回の試験日」があります。その試験日に向けて、学習を進めていくのです。

 このように聞くと当たり前に思うでしょうが、子どもにとっては「時間の感覚」って結構、難しいのです。直前にやればなんとかなるよね~、という感覚がある子がほとんどですので、なかなか「時間感」を意識させることって大変です。

③海の状態=試験の内容

 さて、目的と試験日が決まりました。その次にすべきことは何でしょうか。そうです、試験の内容を知ることですね。船の旅でいえば「海の状態」を知ることでしょうか。どのような「海の状態」かを知り、コース(航路)を描いていくのが次のステップです。

 実は「試験の内容」をどう分析するかは、とても専門性が必要なことです。世の中の学習塾や資格対策学校が「もっとも価値を発揮」するのはこの部分です。次の試験には「これが出る!」ということが分かれば、対策することが簡単で効率的ですもんね。受験生の多くは、そのような「試験情報」を得るために「お金」をたくさん払います。

 この部分は、独学だと難しい部分ではありますが、慣れてくると自分でできるようにもなります。市販の参考書だけでも試験対策はできるものです。

まとめ

 さて、今回は「学習MAP」についてまとめていきました。ポイントは以下の4つです。


 1 学習には「MAP」(計画・見通し)が絶対に必要             
 2 MAPの要素①「目的地」
 3 MAPの要素②「到達時間」
 4 MAPの要素③「海の状態」

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