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『前向きに頑張りたい人を応援したい』と自己紹介で言っている理由【後半】

教育関係でお仕事をしながら
就活生にオンラインES添削をしてきた者です。

前半では、3年間にわたり就活生の相談にのってきて、感じたことを書きました。
就活への向き合い方、モチベーションひとつとっても、人それぞれだということ。
どうせ時間を使うなら、前向きに頑張ろうとしている人の背中を押してあげたいなと思ったこと。

本当はこれから書く後半のほうを、メインで書くつもりだったのですが、そう考えるようになったきっかけは?となって書き足したら、あの前半になりました。笑

※前半を読んでいない方はこちらから。

前半で言った『前向きに頑張りたい人』には
自分なりにこだわった定義があります。

『既に意欲が高く、結果を出している人』でもなく
『前向きになれない、頑張れない人』でもなく
『前向きに頑張りたい人』

私と同じく教育界隈で活動する方たちで、前者の2つのようなタイプの人たちを相手にしている素晴らしい方も、もちろんたくさんいることは理解しています。

『既に意欲が高く、結果を出している人』とは
自分で気づいて動ける人たちのこと。

たとえば意欲のある高校生たちが集まる合宿やら、プレゼン大会やら、交流イベントやら
こういうのに参加するためのモチベーションも
きっかけも機会もあって、
一緒に取り組める同じくらいの熱量の仲間もいて、
それを助けたり見守ったりしてくれる周りからのサポート環境が整っていて、実際に行動できる人はそれでいいんです。

自分で気づいて動ける人たちは、"はじめの一歩"の行動さえしてしまえば、どんどん進んでいける。
そんな人たちの変化や成長をそばで見守ることは刺激的でやりがいはありそうです。
しかし一方で「そうなりたくてもなれない、どうすればいいか分からない」「彼らのことを遠い存在だと思って諦めている」人たちのことを、放っておけないな、と思ってしまうのです。


反対に、『前向きになれない、頑張れない人』
いわゆるモチベーションの低い人、無関心な人。

無関心な人に「頑張ったらこんなに良いことがあるよ」と諭すのも、実は私はあまり意欲が湧かないんです。

池の前まで馬を引いて行っても、必ず水を飲むわけではないのと同じで、喉が渇いていない人に水を飲ませるのは難しい。
欲がない人に欲を持たせるのは難しい。想像よりかなり難しいことだ、と思っている。

関心を持つ人を増やしたい、という方向性ならまだ理解できる。
しかし、価値観の押し付けには、個人的には限界があると思っています。

『教育』っていい意味で語られることも多いけど、戦争中の学校教育の歴史を見ていても分かるように、やはり「何か特定の価値観を植え付ける」こと、いわゆる洗脳みたいなことをするのにも利用できる行為だなと。

大人側は、若者たち子どもたちに対して
良いものを知らせる、伝えることはしても、
良いものだからと押し付ける、強制することは
本当にしていいんだろうか、と思っちゃう。
やっといて損がないことならばさせていいのかな、くらい。線引きが難しいけど。

だからこのnoteの内容も、ここまで長々と頑張って書いたけれど、必ず共感してもらわなくてもいい。褒められたくて書いているのでもない。

私は物心ついた頃から、良いものを押し付けてこようとする大人に対しては、とても敏感に反応して嫌がるような子どもだったので、自分が歳をとってからも、できればそうならないようにしたい。


これまでの話をぐるっとまとめてみると、

  • 物事へのモチベーションは人それぞれ。

  • 自分で気づいて動ける人はそれでいいし、むしろそこにたどり着けない人のために何かしたい。

  • 他人に「これ良いよ」と押し付ける行為が辛い。後ろ向きな人を無理やり動かしたいという欲がない。

  • 『頑張りたい』と思っている人、それでもうまくいかない人に対して、前に進めるように手伝うためなら頑張れる。

こう考えると、しっくりきたのです。
だから『前向きに頑張りたい人を応援したい』なら伝わるかなと思って、そう言っています。

この気持ちを、もっときれいな言葉で、もっとシンプルにまとめられそうな時が来たら、またnoteに記事を更新したいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

単に「就活を乗り切れればいい」「ESさえ通ればいい」ではなくて、こんな想いを込めて、その人らしさ満載の文章になるようにES添削をしている人がいるんだなと、頭の片隅に覚えていただければ幸いです。

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