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小説を読んだり感染症にびびったり

 こんにちは。
 最近、李屏瑤『向日性植物』と、李琴峰『独り舞』を読みました。どちらも台湾にルーツを含むレズビアンの話で、「アデル、ブルーは熱い色(2013)」から9年、「キャロル(2015)」から7年経つと世界は変わるなあ~ という凡庸な感想を持ちました。まあ、『向日性植物』も李琴峰の邦訳なので、つまりそれは李琴峰の作家性では。というツッコミはできそうですし、その間に「お嬢さん(2016)」もあるじゃんというツッコミもありそうです。いやあ、でもそれはまたちょっと毛色が違うかなとも思ったんですよね…… あれはいい意味でのエンタメに極振りした百合映画だと思うので……(ブツブツブツブツ)

 最近の体調について書こうと思います。
 2021年の11月から仕事を休んで、基本的に家で過ごしています。緊張性頭痛に悩まされたり、7月初旬に通院途中で急に倒れて救急車で運ばれたりもしつつ(これはたぶんその日寝不足だったから…… と片づけるにしてはという感じではあるけど、そう思うことにしている!)、全体的には上り調子なんじゃないかと思います。
 友人との食事の約束は半分断って半分行くような、あいまいな感じです。ワクチンがなかったとはいえ、一日400人の感染者数ですわロックダウンと言っていたのに、東京で一日の感染者が3万人超えていて、ロックフェスがある。みたいな情報を見ると、社会でどういう温度になっているのか分からなくて心がざわつきます。
 行く食事は、ふたりないし少人数で会えるもの、久しぶりに会えてこのタイミングを逃したら次いつ会えるか分からないひと、できれば昼間に会えること(それはわたしが飲み過ぎないように)。過敏すぎるかしら という思いと、でもわたし多分罹ったらかなり主観的にしんどい思いすると思うんだよなあ、それは避けられるなら避けたいよなあ、みたいな思いと。ま、そこまでお誘いも来ないからいいんだけど。と思いながら、COCOAログチェッカーを開いては数字が増えていて、嬉しいような、微妙な気持ちになります。この「嬉しい」は、通知が増えることに脳が反射を起こして発生する「嬉しい」ですね。みんなが大事なく過ごせるのがいちばんなのは、絶対そう。

 とりとめなく近況を書くのは楽しいな。
 文章を構成する能力がガタ落ちしてるのが自分でも分かるのでもどかしいんだけど、もどかしいなりにまた体力のあるときに書きたいと思います。

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