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仲間を集めたら、成果まで最短距離だった話。

これまで3社のIT企業で一貫して営業スキルを磨き?磨いたかどうかはわかりませんが、ひた走ってきました。かれこれ17年くらい営業領域です。
数年前、叩き上げで営業管掌の取締役となり、この先キャリアチェンジを考えることがないなと思ってていた矢先、色々あって退任・退職して営業で独立。

法人化はせずフリーランス営業としてEC事業者や、Saasスタートアップ企業の新規営業の組織立ち上げ、営業代行業務をしています。
詳しい経歴は、自己紹介記事で書かせていただきました。

世の中、素敵な事業がたくさん存在し、それだけ素敵な経営者がたくさんいますよね。
事業を推進していく上で私の得意な営業スキルを必要とし、期待を寄せてくれるクライアント様がいたときに、がっつり、その方の事業に入り込み、まるで創業メンバーのような情熱を持ってコミットする。それがわたしの仕事スタンスです。

…私の背景はこんな↑感じ。フリーになって2年半近くたつのですが、最初は1人が孤独すぎて先が不安でした。というかそもそも十何年も組織にいたので、いくら素敵な事業でも、はじめは1人で仕事を受けるってなんだろう?状態。しかも営業系のフリーランスが周りにいなくてコミュニティにはいる勇気もなく。

そんな私は、仲間集めをスタートします。実際にどんなスキルの方を、どう集めたか。どんな複利があったか?ここではそんなことを書き綴っています。

副業でも、フリーランスでも、仲間さがしについて、今事業をされている方や、これから事業を開始される方の参考になれば嬉しいです。


なぜ、仲間が必要だったか?

お仕事を受けるとき、プロの仕事として成果指標も営業手法も、具体的なトークやリストも、すべてのやり方を私がきめて私自身で進めることになります。もちろんこれまでもやってきていたけど、会社組織では、メンバーや後輩たちが繊細な仕事を真剣に取り組んでいたからこそ、出せていた成果というもの。
会社員時代の役割として私は意思決定に回っていることが多く、繊細な現場業務は自分で手を動かすことは極端に少なくなっていたんですね。
役割が変わって会社や組織が大きくなっているとなかなかそのありがたみに気づかずに仕事していたんだな、って反省も。
組織を離れてわかる、チームのありがたみを痛感するのでした。

だからこそ、私にとって必要な仲間とは、「フリーランスのコミュニティなどに参加して、お互い切磋琢磨」というよりは、「がっつり味方となって、直接的に助けてくれる、相棒と仲間」が必要と実感したわけです。

私の仕事とは?

私の具体的な仕事ですが、それは・・

クライアントさんのサービスで、今ない未来を実現してもらうこと

私がお仕事を受けたクライアントさんのサービスも様々なものがありますが、ご一緒させていただいたサービスは、どれも今ある世の中の事業者さんの課題を解決する画期的なサービスなんですよね。
私は、その様々な課題をどれだけ解像度高くこちらが理解して、解決策に導く提案をどれだけ具体的におこなえるかってことだと理解しています。

私の具体的な仕事は、シャッター街を、おしゃれな街に生まれ変わらせたい!そんな野望を持った自治体(クライアント)がいたとして、私は「おしゃれな街」にふさわしい、美味しいパン屋さん、有機野菜が買える八百屋さんに、アートが並んだ洗練されたカフェなどなど、素敵なテナントさんたちを誘致したい。そんなリクエストを叶えてシャッター街を生まれ変わらせる仕事です。では、その戦略となると、

  • 盛り上げるためにどんなお店を誘致するべきか?

  • 一緒におしゃれな街を実現できる相手か?

  • 誘致することで、テナント側にもメリットを提供できるのか?

これを背景に、誘致するパン屋さんのイメージを明確にしていきます。そしてさらに深くぼっていくと、、

  • シンプルな小麦のおいしさが自慢の本格派のパン屋さんがいいか?

  • 安くておいしくて多くに愛される有名チェーン店のパン屋さんがいいか?

  • インスタに映えそうなインパクトのある革新的なパン屋さんがいいか?

ここまではクライアントとのコミュニケーションによって、私の脳内も作業もグングン進みます。

では、これらのパン屋さんの候補は何社あって理想のパン屋さんはどれなのか?複数のパン屋さんが誘致されていもいいのか?
さらにイメージを明確にしていって、その先に相性のいいパン屋さんとパートナーになっていくわけです。

イメージはできたとして、イメージにあったパン屋さんが何社あって、どこにある?そしてそのパン屋の誰にコンタクトすればいい?←結局これが営業リストなわけです。じゃぁこの営業リストをどう作成していくか。
だいたいの市場感をつかんだところで、実際にリストを作成しないと営業開始できません。自分で作成すればいい。イメージはできている。ただ、時間がない。まじで時間ねえ。となるわけです。

魂のこもったリストじゃないと意味がない。

もちろん、リストは購入しようと思えば簡単に買える時代。業者さんにお願いすると1行●円みたいな価格での作成代行や、購入も可能です。ツールを利用してスクレイピングもできます。
ただ私は、情報が羅列されたリストじゃなくて、「魂のこもったリストがほしい」。
魂のこもったリストとは、クライアントのニーズを理解した人がストーリーを想像しながら作る、超人力リストのことをイメージしています。

ただ、私の想像力はどんどん広がっていき、一人で脳内のイメージや理想が膨らむばかりで、リスト作成作業のスピードは落ちるんです。
理想ばかりで脳は動くのに手が止まる。具体的に営業を進めるには別の脳を使う必要があります。これを1人でやるから大変。
精神的にも物理的にも初心者フリーランスの私には無理すぎたのです。

整理整頓の天才が爆速で背中をおしてくれた

さて。無理すぎたといっても、やるかしかない。
フリーになったのに、結局土日返上でリストを作成する日々。。

…そんな中、突如、本当に突如現れた救世主、Aさん。

きっかけは、元々信頼をおいていたチームのAさんが転職したのを聞いてなんとなくLINEしたこと。住まいもご近所だったので、気軽にランチをしようということになったんです。
正直ここまでは、なんで転職したのかとか雑談しよう~くらいでしたが、話をきくと、転職を機に副業にもチャレンジしたい。と!毎月まとまった金額をわたせるわけではないが、本業に影響をせずにできる副業という提案を、彼女は快くうけてくれました。
そしてパートナーシップを締結してからわずか数日で、的を射たリストを30件だけ作成してくれました。

出来栄えは、、、「整理整頓の天才」と再認識。

もちろん、組織にいたときから認識はしていたものの、Aさんは
片付けが「速い」し片付け方も「的確」。さらに「超気が利く」。急所ははずさない。リストはがっつり的を射てる。
Aさんは、わたしの話を整理して優先順位を明確にさせ、さりげなく、でも強く、私の背中をごりごり押す感じ?曖昧な私のイメージを丁寧な質問攻撃で、明確にとぎすませてくれるのです。
彼女の登場で、リストの作成スピードは倍速になり、ぶれずにとにかく前に進むことができました。
すごい影響力なのに、彼女の月間の業務時間は5時間以下。それでもフリーランスの私の救世主として大活躍しているのです。

フリーの営業の場合、リスト作成が重要な仕事になると思います。
まずは信頼できる、仕事の後輩を月間5時間以下でいいので、誘ってみるのがとてもおすすめです。
負担の低い副業であれば、相手もチャレンジしやすいし、こちらは、精神的にも、実務的にもめちゃくちゃ助けられます。

パートナーの介入はクライアントの許可は取っておいた方が安心。

1点注意としては、第三者への外注として禁じられる企業も多いと思うので、フリーランスが仲間と仕事する場合にはリスト作成など、一部第三者への委託を許可いただけるよう、クライアントへの許可をえておくほうが安心だと思います。事前に伝えておけばだいたいOKいただけるし、クライアントからしてもパフォーマンスがあがることなので歓迎してくれることが多いと思います。私の経験では大変歓迎されました!

少し長くなりましたが、フリーランスで働く方、営業職の方、少しでもなにか参考になることがありましたでしょうか?

孤独になりやすいフリーランスだからこそ、苦手な部分や、任せられるところは任せて、時間を増やしていく。人とのかかわりや仲間をもつことで心も安定する。色々豊かになった気がします♪

皆さまになにか少しでも気づきになったら嬉しく思いますし、フリーランスの営業職独特な?やり方などnoteを通じて皆さんからも学んでいきたいと思います。

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