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雑談やらおすすめやら

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おすすめの調味料やら、ざっくりとした雑談やら…
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調味料 「お気に入り」の見つけ方

レシピ開発を支える調味料たち お気に入りの調味料を使って、 お気に入りの味に仕上げる 調味料のお気に入りを見つける、というと なかなかハードルが高く感じられるかもしれない 塩ひとつとっても、 比較的小さなスーパーですら数種類取り揃えがあり ちょっと気合の入った店舗にいけば 棚が上から下まで塩、なんてことはザラにある こういうときにオススメだよ、と ポップにでも書いてある親切なお店もあるが 基本的にはわたしは?わたしは?と押し寄せてくる 色とりどりのパッケージに「う

残暑も乗り切りたい。私が信頼を置くパワードリンク

振り返ると、前回は梅雨について書いているよ。 暦の上では秋ですね。更新があいちゃった。 「明日は31度です」 なんて天気予報を聞くと ああ、少し涼しいな…なんて錯覚を起こすくらいに、きっとみんなこの夏にやられてるよね。 料理家をやっているからには、茉奈さんさぞかし栄養バランス満点な食事でうんぬん…という妄想は、かなぐり捨てていただきたい。 試作が重なるタイミングでは一日何食だ?というくらい食べるし、うまく進まないものに関しては本当に連日同じものを食べ続ける。 家族に協力

手軽に買える出汁5選

おいでやす、の世界 生まれも育ちも関西人だからか、薄い黄金色の出汁が好きだ。 料理家やってるってことは、毎日「丁寧な暮らし」しているんでしょ? 丁寧にお出汁昆布やかつおやいりこから取っちゃったり、かつおぶし削り器家にあるんでしょ? よく聞かれるけれど、ごめん。そんなことは一切ない。 そもそも一時期流行った #丁寧な暮らし を、 「あら~えらい胡散臭いわ~」と思いながらも、流行りにのっかって一応つけてみたりしていた身だ。(つけてたんかい。笑) たかだか三十数年生きている

八朔を愛でる

八朔と帆立のサラダ 八朔を丁寧にカルティエし、 ひと房、ひと房小分けにしていく 薄皮についた残った果肉を、ぎゅっと絞って オイルや塩と合わせ 簡単なマリネ液にする 薄切りにした帆立貝柱と和え、 少しピリッとするわさび菜にあわせたり 苦味のあるベビーリーフにあわせたり 今日はミントにあわせて、爽やかに仕上げた 八朔は手間がかかる いくらカルティエが上手にできる人でも いちごや葡萄の洗うだけで食べられる果物と比べると やはり柑橘は手間がかかる 皮のしっかりした八朔は

春野菜でデトックス

春ぼけとともに 少し、お久しぶりです 春のぬくぬくとした気候に誘われ 薄着になり、調子にのり 朝晩の冷えにぶるっ!となって、 慌ててブランケットにくるまり。 翌日もまた忘れたかのように 薄着からのブランケットを繰り返し わたしはアホなのか?と思うけれど 毎日懲りずに同じ行動を繰り返している そして追ってくる花粉にもやられ 案の定少し前に、しっかり体調を崩していました。笑 「食材」と向き合う それでもお仕事は どんどん期限が迫ってくるので なんだかんだ追われてい

たまには教室のお話

近いけれど、遠い。 とある生徒様がおっしゃった一言が、数か月頭の中でずーっとリフレインしていた。 そもそもうちの教室は… たしかに私が、絵に描いたような先生キャラではない。 料理教室ではあるけれども、私と皆さんとの距離感はとても近い。 こう書くとお友達いえーい!な雰囲気に捉えがちだが、 無遠慮な近さではなくて、きちんと礼節を保った大人の近さだと思う。 SNS全盛期で匿名で何でもできる時代だけれども、 お問い合わせの段階からきちんとフルネームを名乗り、何で私を見つけ

夏の養生

「これ梅雨、あけてない?」 外出すると、毎日のようにこの独り言を繰り返している 私の住むエリアは、天気予報士曰くまだあけていないらしい。 私が学生時代の梅雨は、しとしとと割と静かな雨が朝から晩まで降り続くイメージだった。2~3週間腰が重そうに居座る、どんよりした重いグレーの雨空にげんなりしたものだ。 自転車通学をしていたのだが、暴風警報が出ていない限りは気合で立ちこぎ全力疾走。中学高校の6年間、側溝の鉄板につるんと足を取られ、膝小僧がずるむけになった回数はみなさんが想像す