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蜜蜂と遠雷 下



年末から読んでいた蜜蜂と遠雷やっと読み終わりました〜!

年末年始で読み終わっちゃいそうって言ってたけど、2月までかかっちゃった😂


上の感想はこちらです💁‍♀️



おんもしろかった!!!!
原作の恩田陸さんは浜松国際ピアノコンクールを何年も取材されていたみたいで、あまりにも描写が細かくて事前準備の素晴らしさを感じた。


どうしてこんな物語を思いつくんだろう。
解説を読むと、書きながら考えていったみたいで。さらにすごいと思う。



そして連載中数年間あまり読者さんから反応がなかったようで、いいのか悪いのかと思いながら自分を信じて書き続けたのだと思います。
そして連載が終わった後に直木賞と本屋大賞を受賞されたようです。

これを聞いたら、恩田陸さんですらそうなんだ…と愕然としました。
本当に創作物を産み出すのってとても大変なことだし、それを出力しても特にフィードバックがあるわけでもないってなかなか地獄…
周りの誰もいいのか悪いのか分からないし。


本当に想いが強かったんだろうなと思う。
ピアノに思い入れがあったのかな??


本の中では何回もピアノを弾いている時の描写が出てくるんだけど、こんなに何回もよく違う表現ができるなあと思った!
描写を書くのは何人かいるけど、最後の方はどんどん減っていって同じ人を何回も書くから、人によって違いはあるにせよ、産み出すのがすごい。


しかもちゃんと毎回、曲を知らないのにあ〜こんな感じなんだろうなって想像ができる。


ストーリー構成も一回のコンクールを追うのに、いろんな人の目線から描写していくから、それぞれの物語を知れるし、それぞれの人が運命を交錯させていくのが面白い。

個人的に印象だったのは、高島明石さんと英伝亜夜さんかなあ〜。
2人が出会って話すところはこっちも感動してしまった。
そして高島明石さんが報われたところもうわ〜ってなった🥺

みんながピアノを弾いてる時に考える音楽とはっていう概念とか、自分が何のために弾いてるのかとか、
私も俳優をしているから、すごく共感してしまった。


あと人が何かをしていると、自分も何か動きたくなってうずうずしたくなる気持ちもすごく分かる。


何か夢を持っていたり、何かを目指している人はぜひ読んでいただきたい!
そうでなくてもぜひ読んでいただきたい!


これは脚本を読んでから映画を見たいなあ🥹
あと読み終わった後、この人はこうしてるだろうなとかすごく想像してしまうんだけど、なんとこれアフターストーリー?続編?があるみたいで、そっちも読んでみたいな〜✨



それではおやすみなさい〜👋🏻🌙




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