見出し画像

なぜ血糖値を安定に維持できるの:講義グラレコ紹介 歯学科 内分泌機能Ⅱ 2022

 今回は各動物の血糖値について簡単に紹介します。われわれにペットとして馴染んできた犬は50~100mg/dLで、ネコは71~148mg/dlです。それに対し、ヒトの正常時空腹血糖値は70~100mg/dLです。ネコの方はヒトと犬と比べて、やや高い傾向とみられます。ネコは食肉動物で、主にタンパク質の栄養源である肉を摂取したからではないかと考えられます。
 それでは、学生さんの講義グラレコを見ていきましょう!(徐嘉鍵)

******************************************************************************* 

画像1

 副腎ホルモン、性腺ホルモンに関する機能を細かくまとめてくれています。血糖恒常性についても上手に説明していて、わかりやすい。👏

画像2

 排卵の全過程において、エストロゲンとプロゲステロンの分泌レベルを表したグラフを用いながら説明していて、一目瞭然。🌸

画像3

 カルシウムイオン代謝、フィードバック調節機構を簡潔にまとめてくれて、一望できる。🌸

 ホルモンの作用によるCa²⁺恒常性の維持は歯と骨のような硬組織にとって、とても重要な機能です。歯科医療現場では糖尿病患者を診療する場合もあります。そのため、ホルモンによる血糖恒常性の維持を理解する必要があります。また、皆様からの素晴らしい作品を期待しています。🍀🍀

        2021年度の優秀グラレコ作品はこちら‼👇👇


全記事を無料で公開しています。面白いと思っていただけた方は、サポートしていただけると嬉しいです。マナビ研究室の活動に使用させていただきます。