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なぜお腹がいっぱいと感じる?:講義グラレコ紹介 歯学科 自律神経機能Ⅱ 2022

 今回、レプチンを発見した歴史について紹介します。1951年、イギリス科学者であるKennedyは体脂肪量を一定に維持することによって、摂食行動を調節する「脂肪定常節(Lipostatic theory)」が提唱されました。同時期にアメリカのジャクソン研究所はob/ob マウスという肥満モデルマウスを発見しました。さらに、1994年にロックフェラー大学のFriedmanらはその肥満の原因となった遺伝子を同定できました。その遺伝子変異による産生できないタンパク質を調べたところ、脂肪細胞から分泌される146個アミノ酸が構成される分子であることがわかりました。この分子はホルモンとして摂食行動の抑制と関連するため、ギリシャ語で”痩せ(leptos)"にちなんでレプチン(Leptin)と名付けられました。
  それでは、優秀グラレコ作品を見ていきましょう!(徐嘉鍵)

 講義の内容をうまく区切りしていて、各部分を簡潔に説明しています。編集のテクニックが上手です。👏👏

 自律神経に関する各反射をうまくまとめています。図で使って説明する工夫が上手です。🌸

 講義の要点をよくまとめています。反射弓の基本的な概念から各反射まで詳しく説明していて、上位中枢に関するネットワークも図で示して、一目瞭然!🎖️🎖️
 今回、皆様から書いた講義グラレコ作品のレベルが高いです。次回、また期待していきます。😀
     2021年、2020年の優秀グラレコ作品はこちら!👇👇


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