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反射は顎でもおこる:九歯大生の講義グラレコ2021㉒

 『膝蓋腱反射』を聞いたことがある人は多いと思います。膝の下のあたりを軽く叩くと、足先がポーンと上がるアレです。この反射は、大腿四頭筋(太ももの筋肉)の急速な伸展の情報が脊髄にある反射中枢に伝えられ、瞬時に刺激された筋(と周囲の共同筋)が収縮することにより起こります。これと同様の反射が下顎にも起こります(→下顎張反射)。
 他にも食物中に入っていた異物を咬んだ時や、舌を咬んだ時に咄嗟に口が開く反射…等々、いろんな反射が存在します。
 ではグラレコを見てみましょう。

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顎反射をシンプルにわかりやすくまとめてます。

画像2

顎反射の神経回路をまとめてます。わかりやすい。

画像3

神経回路を、脳幹の解剖も一緒にまとめてます。たくさん神経核が出てきて混乱すると思うので、視覚的にまとめるとイメージしやすいですね。

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2021年度上半期のグラレコ紹介は今回で最後です!
また後期の授業が始まったら紹介していこうと思います💪お楽しみに~♪

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