世界観を広げる
死後の世界
先日、夢の中で、体外離脱をしかかった。
体外離脱する前は、身体の感覚が消えていく。
結局、体外離脱はしなかったが。
この本に書かれている催眠下で語られることが、真実かどうかは調べるすべがない。
全くないことは無いのだが、膨大な費用がかかる。コピー機原理の特許料で膨大な富を得て、それを大学に寄附してそういう研究が続けられているケースはある。
それは、臨死体験も同じだ。
また、死後の世界の人と会話できる人もいる。
その証拠になるのは、亡くなった人と関係のある人しか知らない情報を、第三者のミディアム(死者と会話できる人をそう呼ぶことがある)が、亡くなった人から得て、話すことだ。
一方で心霊治療というものがある。
もしくは、ヒーリングという言葉で示される領域の一部もそうだ。
現代的な医療で確立されている方法以外で身体の不具合の場所や状態がわかり、その状態を変えることができる場合がある。
催眠下でいわゆる過去世に戻り、今の病気の原因を探り、治癒に向かわせることもできるという。これらはお互いに関係しているのだろう。
カルマ(業)というのがある。
これは仏教用語ではない。その前からある。
仏教の宗派で色付けされたり、人権問題でまともに話せないことでもある。
それとは違う様々な心理療法の手法も、日常生活に活かせる場合が多い。
例えば、エリック・バーンの交流分析。
交流分析の権威(権威が嫌いな人もいるが)の池見酉次郎(いけみゆうじろう)氏が本の序文にこんなことを書いておられる。
『交流分析でいう三つの心の働き(P的ー親的、A的ー大人的、C的ー子供的)をもとに、簡単明瞭なプロフィールとして描き出される性格傾向のエゴグラムは、万人に親しめる自己発見法であり、「己を知る」という一番の難問を解く糸口を開くものといえよう。』
また、仏教という世界もある。
こちらは、別な意味で長い歴史と地理、文化を経由しているので、なかなか普通に暮らしていると、まともな情報は得られない。
特に接する相手により、言ってることが異なるので、ついついそれが本当であると思い込まされる。相手が大層な衣類に身を包み、高いところや、威厳のある装飾の前で話されるとなおさらだ。
しかし、ものすごく秀才で仏教やその周辺を研究された中村元(なかむらはじめ)先生について、こんなことを書いておられる碩学がいらっしゃる。
『比較思想の手法を駆使して、先生は、東西に思想の平行現象があることを発見され、東西の思想を相対化し、西洋思想一辺倒になりがちな日本の知識人に警鐘を鳴らし続けられた。』
前田專學(まえだせんがく)氏
何事もまず自分を知ることから始めるのが良い。
こんなことは、どうでもいいことで、通常は必要がない情報だ。
しかし、必要になる時もある。
ほとんどの人はご存知ないか、拒否または否定する。
それは現代的な世界観に支配されているからだ。
これらは一冊の本を読めば済むものではない。
そういう世界の話を一冊で概観できる本があればいいのだろうけど、なかなかそれも難しい。
実際にそういったことを体験した人は、その体験にぴっばられて、他の情報には触れようとはしない場合が、多い。
僕は学者ではないから、得る情報はたいてい、書籍+アルファの二次、三次情報だから信頼性は低くなる。
でも、いつも見ている世界とは、違う世界があるかもしれないということは、伝えたいと思う。
salon&bar SAMGHA にはそういう本がたくさんあるのだが無用の長物になっている。
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