見えないものが見えるとは

法事の行きすがら、エソテリックヒーリングの関連動画を聞いていた。
どうしてヒーリングの分野に足を踏み入れたのかというお話を、お二人の方がセルフヒストリーを話していた。

どちらも、小さい頃から人のオーラを感じたり、見えないものが見えたり、そういうことを人に話した時、そんなのあるはずはないなどと一蹴され、おかしい人みたいな見方をされてこられたらしい。
マジョリティに見えないものが、その人たちには、見えたり感じたりする。
場合によっては精神科につれていかれる。
生きづらくなる。

とても残念なことだ。

視覚は、電磁波のうち360nm〜830nmの範囲を網膜検索か感知し、脳で処理され認知され、「見える」ということになるわけだ。
聴覚は、電磁波のうち20Hz〜15000Hzくらいの範囲の振動を鼓膜で感知し、脳で処理され「聞こえる」となり、それが可聴域となるわけだ。
通常使うのは、250Hz〜8000Hzくらい。
20000Hz以上も可聴域の音と一緒に聴くと感知できるらしい。

波長は波の進行速度との関係で周波数に変換されるので、同一線上にはおけないが。

波動としてとらえた場合、極めて狭い範囲の情報しか得ていないわけだ。

その中に、たまたま異なる波動エネルギーを感知できる人がいるわけで、そういう人は、見えない、聞こえない、感じられないものを、見えたり、聞こえたり、感じられたりするわけだ。

自分とは違う感覚を持っているからといって、それをおかしいと思うのは、それこそおかしいのではないだろうか。

以前、書いた、人間の身体から出ている柱みたいなものが、見えて、それが人の寿命を示すものだとわかった人のことを紹介したと思うが、こういう人がどんな感覚機関でそれを処理しているのかは不明だ。
しかし、その人には「見える」わけだ。
それを、人の寿命なんてわかるわけがないと一蹴するのは、自分の知見の狭さを露呈していりるかもしくは、ある思い込みで知見が狭くなってしまっている。

もし、宇宙の構造やブラックホールのことを少し深く知っていれば、自分の知見なんて、極めて狭い範囲だということがわかる。

なので、もし、見えないものが見えたり、聴こえないものが聴こえたりしている人がいても、すぐに精神科に連れていかないで欲しい。

ただ、日常生活に支障をきたしたり、危害を及ぼしたり、アルコールを多飲していたり、薬物を摂取している場合は、別だが。

また、思い込みは、教育や環境によって形成される。
僕らはそれに依存して生きているわけだ。
だからシュタイナー教育のようなものが存在する。教育と環境を変えると異なる世界観が形成される。

教育と環境を変えれば、世界が変わるわけだ。
まれに、大病をして世界観を変えざるを得ない機会を得る人もいる。
最初に紹介した人もそうだったらしい。
そして、自分の感覚を抑えなくてよい、むしろ利用することができる、エソテリックヒーリングの世界に入る機会を得ることになる。
でも、それが全てではない。一旦入ってしまい捕まってしまうと、もう出られなくなる。

宇宙は広い。
シュヴァルツシルト半径も、100年前の知見だ。
僕は偏微分未満しかわからないから、詳しくはわからない。
銀河の中心には超大質量ブラックホールがあるとされている。
もしかしたら、ブラックホールの中に存在できる「生命」が存在するかもしれない。
では、「生命」とは何かと問うと、肉体を持たない存在は、生命か生命でないかという話になるが、生命ではないとなるだろう。
生命は細胞があるかないかだ。ウイルスは生命でないことになるが、生命だとも言える。


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