師匠の選び方(自論

こんばんは。音楽大学を卒業したまな板です。今までの経験で何か参考になればと思い書き始めてます。さて、このタイトルですが、この選択は将来に大きな影響を与えます。自分の経験から話すと、

人間的にも尊敬できて、しっかりと音楽を親身になって教えてくれる師匠を選ぶべきです。

楽器はかなり上手だったとしても、人間的に尊敬できないとその方の仰ることが正論であっても受け入れられなくなってきます。周りの評判より、自分の指標でいいのです。

以下自分の経験を述べることにします。興味のない方は、スルーしてください。

【物語①】大学受験期の先生、大学講師でしたが何を教えてもらったか分かりません。楽器の技術はほぼ教えてもらった記憶がありません。レッスンは発表会だと言われ続け間違ったらやり直し。そして、怒られ終わり。の繰り返し。根性を教えてもらいました。大学に入ってもそんなレッスンを受けたくないのでありがとうございましたさようならをしました。その後、大学へ入学し、何人かの先生に習いました。その中で割とレッスンをすっぽかす先生に当たってしまいました。そういう先生に限って怒ります。また根性を教えてもらいました。

それから、大学を出ても習いたくて習いました。習いすぎなのでしょうね。

【物語②】一人は時間通りに来ない、来ていたとしても前が押しに押しまくって時間通りに始まらない(30分以上の遅れ)が毎回。挙げ句の果てに、レッスン中寝られました。時間を守らないといけない事、レッスン中寝てはいけない事、を教えてもらいました。

【物語③】もう一人は知っている音楽などの自慢ばかりして、こちらが知らないとバカにする方でした。知らない・分からないから教えてもらいに来てるのに…自分が知ってる事で、相手が知らない事をバカにしてはいけない事を教えてもらいました。

つらつら書いてみましたが十人十色です。中には、常識的で情熱のある先生に習えたことに感謝してます。音楽をやっているからしょうがない、社会的な常識がない、あの人は上手いからしょうがない、なんて通用するのでしょうかね。でもそれが音楽界なのですかね。。笑

絶対この先生に習いたい!色んなことされてもどうしても先生に習いたい!でも、先生のレッスン内容が満足いかない。どうしたら…という方には、対処法があります。それは

【対処法】その先生に習いへ行く前に、下地を付けてくれる…下地レッスンをしてくれる別の先生を見つける事をおすすめします。ダブルレッスンとでもいうのでしょうか。

※自論です。

特に、受験期は大学講師に習うことが多いと思われます。大学講師レベルだと教えることも仕事ですが、演奏がメインな場合が多いです。勿論、大学講師の方も教え上手な方は山ほどいらっしゃいます。自分が言いたいのは、レッスン内容に満足がいかない場合です。大抵、この場合は先生側が、教える気力が起きない=その方のレベルが低くくて教える気にならない、時間が過ぎるのを待っている。ということが考えられます。そういう時は

【鍵】教えることが上手or教えることに慣れているor教えることが好きな、先生を見つけることがキーポイントとなります。

※自論です

試してみて、レッスン内容が変わってきたら、認められた(?)という事になります。変わらなければ、そういうレッスンなのでしょう?

それでも、一途で習いたい方はこの記事は頭からすっ飛ばしてください。

教える方もお金をもらって技術を売ってることを忘れないで頂きたいですが。

そして、大学入学後の師匠について別角度から見たい思います。大学では、門下が大きな隔たりを創り、なかなか他の先生へ習うことが難しい環境です。だけど、卒業したらそんな後ろ盾は何もなくなり、自分という一人の人間の価値が勝負になるのだと思います。

門下なんて気にしないで、どんどん色んな先生や演奏会、ゼミ、試演会に参加することが大事です。

頑張ってください。参考になりますように。