(株)の省略で分かる会社の体質
先日届いた一通のDMから今回の話に至った。そのDMの宛名には「(株)〇〇〇」と株式会社を省略されて書かれていた。社会人に成り立ての頃、先方にこのような省略した表記(略称)は失礼に当たるからやってはいけないと教えられたことを思い出す。(株)、(有)などの( )は商号として認められないため正式な名称とはならない。正式でない名称を先方に伝えると当然失礼なことになってしまうわけだ。細かな間違いを別段、気にはしないが送ってきた相手の常識を疑ってしまう。
では自社の場合はどうだろう?通常なら自社を略称しても常識は問われない。しかし個人的には自社の略称表記をみてその会社の体質を判断する材料のひとつにすることがある。今までネット通販の仕事で多数の商品を取り扱ってきたが新しい商品の場合は、商品だけでなく製造メーカー、販売元の会社もよく調べなければならない。その折、商品に表示されている製造者名、販売社名のところに略称表示されている企業には気を付けるようにしている。すべてとは言わないがそういった企業と取引を開始した後から多いのが欠品をはじめ納品に関するトラブル。そしてその対応もあいまいで終わることが多いのだ。そうなると商品自体の信用性も疑ってしまうことになってしまう。略称表示される企業すべてを疑うわけではないが、私個人としては、こういった経験もあってかどうしても判断基準として使ってしまう。逆に細かいところまで配慮が行き届く企業は、すべてにおいて丁寧で完璧を心掛けているに違いないと思う。
(株)などの略称を見て自分なりにこう思うからこそ、日頃から自分自身注意を払うことを心掛けるようにしている。その分プライベートが雑になってしまうこともあるが、丁寧過ぎるのと細かい男は女性からは、敬遠されがちとなるのでその点はうまく調整することも大事かもしれない。
余談だが、領収書の宛名を「まえかぶで。。。」と言ったところペンをもちひらかなで「まえかぶ」と書かれたことがある。
まさに笑うしかなかったが。。。。。。
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