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仕方がないで終わらせてばかりだと仕方がない人にされます。
理不尽な事や、避けられない事態に遭った時など、どうしょうもない事が起きた時、「仕方がない」との理由で終わらせようとすることがよくある。「仕方がない」と言えば納得のいかない相手も「仕方がない」と渋々でも承諾してもらえる習慣があるせいなのか何故か「仕方がない」という言葉は、承諾を得るために使う便利な言葉のようにも思える。
しかし
「仕方がない」で済まされた相手はどうだろう。大したことのない事態なら「仕方がない」という慣用句に従いそれでよしとされるのだが、事が重大ともなればそうはいかないはずだ。例えば貴方がもし何かの理由で職を失った時「仕方がない」で済ませるだろうか?中にはそんな人もいるかもしれないが多くの場合なんとかするはずである。つまり貴方自身がその場に立たされた時は「仕方がない」では済ませれないはずだ。
「仕方がない」とは、どうすることもできない。ほかによい方法がない。やむを得ない。ことを意味するがそうであったとしても何とかする方法は考えられる。それを簡単に「仕方がない」で終わらせる事は、そもそもが他人事であって我が身には関係のないという姿勢だと見られてもこれこそ仕方がない。
要するに何事も「仕方がない」で終わらせていると「仕方がない」人にされてしまうということだ。ここで言う「仕方がない人」とはどうでもよい人の事になる。
自分では「仕方がない」で済ませ相手も納得してもらったことで解決したとしても相手によっては、見方が変わってくることもある。「仕方がない」事態を簡単に終わらせてはならないと言うことだ。気をつけなければ。
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