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ロードバイク用ARグラスを買ってみた

こんにちは。XRガジェットマニアです。ロードバイク用のARグラスLAWK ONEを買ってみましたのでご紹介します。外見はこんな感じ。

アウトドア用なので、脱落防止のバンドも付いてます。防水性能もあるみたい
この薄いのがディスプレイです。


ヘルメットしてロードバイクに乗っていればそんなに目立たない感じです


ARグラスと言っても、6DoFとか頭や体の向きや回転を検知するわけじゃなくて視界の中にグリーンのモノクロで情報が表示されます。HUDっぽい感じですね。

見え方はこんな感じ


LAWKにはディスプレイの他にカメラ、マイク、スピーカーが内蔵されています。Bluetoothでスマホに接続して使います。
できることは以下の通り

  • ナビゲーション

  • カメラで動画、静止画を撮る

  • スピーカーで音楽を聴く

  • 電話をかけたり、でたりする

  • AIと会話する

LAWK自体は日本語化されてないですが、ナビゲーションの中の地図上の地名や通りの名前は日本語で表示されるところも多いです。音楽を聴いているときの曲名などは問題なく日本語で表示されます。

ところどころ日本語で表示されない施設名がある


なので、ナビゲーションは問題なく使えそうに思えますが、実際問題としてはナビはアメリカンなナビで「○○通りを800m直進」「あと30mで左折」みたいな大雑把な案内で、グラス上には地図などは表示されないのでこれを頼りに知らないところへ行くのは相当難しいと思います。
目的地を設定しない場合には、時刻、出発してからの時間、距離、速度、消費カロリーなどが表示されるので、LAWKではこれらだけを表示させておいて、ナビはスマホ上のナビを使った方が実用的です。スマホのナビの音声案内はLAWKのスピーカーから聞こえます。
スマホのスピーカーとして使えるのは便利ですよね。ヘッドホンしてロードバイクに乗っているとつかまりますし実際危ないから、耳をふさがず音楽を聴けるのは便利です。
AIに動画を撮れと話しかけるか、LAWKのつるにあるボタンを長押しすれば動画が取れます。いちおう手ぶれ補正などされているみたいですが、画質はそれなりなのでYoutubeなどに使いたい方はメインはGoProなりInsta360で押さえておいて、サブ的な目線カメラとして使うと面白いんじゃないかと思います。
最後に、AI機能ですが、これがいちばん惜しいところですね。音声でAIと会話出来たらアイアンマンのジャービスみたいですごい!のですが、このAIはいま自分のいる位置も、リアルタイムの情報も知りません。カメラがあるのにマルチモーダル的に入力はできません。なので「これから雨は降りそう?」とか「この花はなんていう花?」「一番近いトイレにナビを設定して」みたいなロードバイク乗ってるときに一番知りたい質問にはなにも答えてくれません。惜しい! LAWKにはサポート用のDiscordがあるので、この辺を書き込んだら、天気予報はAIじゃない機能として茎こまれるみたいです。あとはAIチームに伝えるとのことでした。
ということで、地味に実用的ではあるARグラスだと思いました。ロードバイクでポタリングするときに使おうと思います。


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