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真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!(タモリ)

【考えるヒント】
最近、仕事という概念が、どんどんと小さくなっている。
昭和時代は、仕事=人生という図式が成り立っていたが、令和時代では、そのような図式は成立しない。仕事が、人生の小さな一部になって、嫌でもやらなければならないものに成り下がってしまった。人生の主役は、個人的な領域になって、いかに人生を自分の都合の良いように過ごしていくか、が大切なことのようになった。

最近は、仕事に合わせて自分のやりたいことをやるというよりも、自分のやりたいことに合わせて、仕事をやるという風になった。仕事は、そこそこやっていれば良いのだ。だから、仕事に、全身全霊を掛けて取り組むなんてことはもう昔の話なのだ。

しかし、それではダメだ。何も生まれない。全身全霊を掛けて、社会に参加することをしないと、自己実現は出来ない。体の良い隠遁生活者ではダメなのだ。社会とつながっている領域を真剣にやらなければ、社会的動物としての人間に本当の喜びはない。誰かにやらされている仕事ではなく、自分から進んでやる仕事を真剣にすることだ。単なる仕事じゃないなんだ。それこそが、人生なんだ。

【考えるヒント・今日の言霊】
2021年12月17日(金)VOL.5353     
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ)

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