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有限な時間をどう使うか

人間は生まれ出るやいなや、ただちに十分死ぬ年齢になっているのである。(ハイデッガー)

【考えるヒント】
人間は、有限な存在だ。どうしても死んでしまう存在なのだ。それは、生まれた瞬間から死ぬ運命だということだ。だから、どう生きたって死ぬのだと思うか、だからこそ、どう生きるかが重要なのだと思うか、ここが人間の一人ひとりに与えられた自由だ。

どっちにしても、人間は、死を意識して生きることが出来る。だからこそ、人間は、有限な時間をどう使うかを考えることが出来るのだ。自分の与えられた時間をどう使って生きていこうか。そう考えて過ごしていくことだ。

私たちは、自分ではどうにもならない死を与えられているのだ。だからこそ、生きることを真剣に考えよう。折角生まれてきたのだ。死ぬまで生き抜くことだ。

【考えるヒント・今日の言霊】
2020年9月30日(水)VOL.5040     
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表)

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