幸福というものは、一人では決して味わえないものです。（アルブーゾフ）

【考えるヒント】
人間は、関係性の動物だから、どうしても自分以外の人間や動物と触れ合ってこそ、幸せを感じるものだ。実際に触れ合うことも、精神的に思い合うことも、過去との思い出を分け合うことも、触れ合うことだ。人間は、単独で幸せを感じることなどないのだ。誰かと何かと幸せを分かち合ってこそ、幸福感に包まれるのだ。

だから、自分が幸せになりたければ、他人の幸せをまず考え、他人の幸せに貢献するしか道はない。自分だけの幸せを追求することは、一番幸せから遠のいてしまうことになるはずだ。なぜならば、誰とも幸せを分かち合えないからだ。分かち合えないものに幸せは宿るはずがないのだ。

みんなの幸せに貢献しよう。人間は、みんな幸せになる権利を有している。自分が幸せになるために、皆の幸せに貢献することだ。利他的行動を通
してこそ、人間は、利己的実現が出来るのだから。

【考えるヒント・今日の言霊】
２０２０年１１月９日（月）ＶＯＬ.５０６８　　　　　
作者：中土井鉄信（合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表）