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【朝渋】『自分を変える習慣力』から学ぶ習慣化のコツとは

習慣力。私が最も目を背けたくなる言葉だ。

日頃の習慣が大事なんて、言われなくてもわかっている。でも習慣化なんて、よほど意思が強くないとできないことだと思っている。

しかし、こう言われたらどうだろうか。

習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから

自分の運命まで左右されると言われてドキッとした。これはあらゆるスキルを身につけて夢を叶えようとしている私には、今最もやるべきことではないか。

今、私は朝渋という毎日早起きを強化するコミュニティに参加していて、早寝早起きの素晴らしさに気づいている。

朝のんびり起きていた時よりも、学びたいスキルに時間を費やすことができていて、毎日ポジティブな気持ちで溢れている。まさか自分の中に早起きという習慣が根付こうとする日がくるとは……。

今回は『自分を変える習慣力』の著者である三浦将さんをゲストに、習慣の身につけ方のポイントを教えていただきました。事前に課題図書として読んだあとに、イベントに参加したため、理解がかなり深まりました。

早寝早起きは今のところ続いているものの、ライティング、英会話、読書、運動、毎日続けるのはしんどいな……。

不安に思っていた私でしたが、三浦さんのお話を聞いて、今は希望に満ち溢れています!

イベントでは、三浦さんは習慣の身につけ方のポイントをたくさん教えていただきましたが、今回は私が目から鱗だったポイントを3つに絞ってお伝えします!


習慣化したい行動と「快の感情」を結び付ける


習慣化したい行動の最中、やっていて楽しい、心地よいなど快の感情になっていることが長続きする秘訣になるそうです。

心地よくなる何かって?

たとえば、今23歳の私はコブクロの「蕾」を聴くと、小学5年生頃の記憶が蘇ります。これは、5年生の頃に「蕾」が大ヒットし、何度も耳にしていたので、小学5年生のころの思い出=「蕾」と脳が覚えているんだそう。

皆さんにも覚えはあるのではないでしょうか。

習慣化にも同じ原理を使い、習慣化させたい行動=快の感情とするのです。

習慣化させたい行動をする時に、お気に入りの曲をかけたり、好きなスイーツを食べたりすることで、脳に快の感情が=で変換されるようにしてみてください。

ただし、習慣化させたい行動の時だけ使用すること、行動の前後ではなく最中に行うことで、より快の感情に結び付くそうです。

なるほど!ご褒美にスイーツを食べたり、テレビを観たりすることはあるけど、あまり続かなかったもんな……。

習慣化させたい行動そのものに楽しみを感じることが大切なんですね。


最初の目的は「成果を出すこと」ではなく、「定着させること」に徹底する


何かを始める時、つい成果を出さなければ!という気持ちになりませんか?私はまさにそうでした。

英語の勉強をするからには、成果をいち早く出したいと思った過去の私は1日1時間を目標にしていました。そんな私の1週間はこちら!

1日目。朝起きて早々、1時間オンライン英会話を始める。
「よーし!英語の勉強するぞー!これで1年後にはネイティブスピーカー♪」

2日目。朝目覚めたが、なんだか気だるい。「英語か……。昨日がっつり勉強したし、気分悪いから今日ぐらいパスしても良いか。明日はちゃんと頑張ろう!」

3日目。目覚めは悪くなかった。しかし、まだ布団の中。英語を勉強することも覚えていたが……。

「昨日は英語の勉強ができなかった。毎日やるって決めてたのに。どうせ私には続かないんだ。だから私はダメなんだ。英語を今からやるなんて無茶だ、寝よう」

4日目。目覚まし時計が鳴った。何も考えず、秒殺で止めて布団に潜り込む。5~7日目も同様の日々が続く。

チーン、試合終了。

結果、1週間で英語に費やした時間は7日間合計でたった1日の1時間のみ。初日に行ったことも、7日目には何を勉強したかも覚えていません。

これは、最初から成果を求めていたことが原因で、1日5分でも良いから定着させることだけに集中していたら継続することができていたでしょう。

さらに習慣化にするコツは、あえて「禁止の法則」を活用することだと仰っていました。

毎日10分と決めたら、どんなにやる気のある日でもそれ以上続けてはいけないのです。

人は禁止されるとやりたくなる生き物です。でも、敢えて我慢してみてください。「もっとやりたい!」という気持ちをもって次の日を迎えたら、どうでしょう。次の日も、きっとイキイキと活動しています。

どんなに短時間でもまずは毎日必ず行うことだけに集中して、慣れてきたら、時間を増やしたり、ハードルを上げたりしてみようと思います。


本当の目的を知り、まずは一つのことを習慣化しよう


いざ、習慣化しようと思ったものの、欲張りな私は本当に困りました。

ライティング、英語、読書、運動を習慣化する!朝の時間も確保できたし、私は最強!!

しかしそんなに上手くはいきませんでした。

次から次へと、やらなければいけないことが振ってくる状態に疲弊し、全く続きませんでした。

1つの習慣もできていない私が、いきなり4つの習慣をやろうなんて、とんでもなくハードルが高かったのです。

三浦さんは、優先順位をつけて1つだけを習慣化することだと仰っていました。大事なのは最初は1つだけというところです。

習慣化する1つを決めるには、習慣化したい行動の先にどうなりたいかを問い続けることだそうです。

ライティングと英語の2択で迷った私は早速実践してみました。

①ライティング
毎日文章を書く→ライターになっていろんなメディアで発信する→ライターとして、場所や時間に捉われない働き方で時々旅したい→

②英語
毎日英語に触れる→留学していろんな国の人とアツイ話をしたい!→……うーん。

どちらを優先すべきかは一目瞭然です。私がまず最初にやるべき習慣は、毎日文章を書くことだとわかりました。おかげで今は毎日文章を書いています。

でも私は他も捨てきれないので、ライティングの継続に早く慣れて、英語も読書も運動も習慣化したいと思います。私はやっぱり欲張りでした。


さいごに


三浦さんは、習慣化で人生を変えたいのであれば「まずスイッチとなる習慣を見つけることだ」と仰っていました。

朝渋で早寝早起きを始めて2週間。1つの習慣となった早寝早起きは、私のなかでスイッチとなる習慣になったのではと思っています。朝渋で自信をつけることができれば、ライティングや英語もきっとできる。そう確信しました。

早く成果を出して夢を叶えたいけれど、今は習慣化することに重きを置くよりも、習慣化する力を身につける時ではないか。そうすることが、一番の近道だと思いました。

長い目で見て、明るい未来の自分の姿を存分に妄想しながら、日々頑張ります。

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