テレビのない生活で気づいたこと
こんにちは。
アメリカに住み始めてからテレビのない生活が始まりました。
テレビのない生活になって困ったことは今のところありません。
テレビに代わるものが溢れている
テレビが家にあった時は、ニュース、バラエティ、ドラマ、と流行りのものを流し見して、必要なものは録画して見ていました。
しかし、テレビがなくなってもニュースはネットで確認できる、好きな番組やドラマもネットがあれば見れる、YouTubeにはたくさんのコンテンツがある、とテレビに代わるものが世の中にはたくさんあると気づきました。
能動的に情報を取りに行くようになる
テレビでニュースをみなくなった代わりにネットニュースを見るようになりました。つまり、能動的に情報を取りにいけるようになりました。
能動的に情報を取りに行くとなると、自分の好きなものしか見なくなって情報が偏るという意見もあると思います。
世の中に溢れる情報の中から、どの情報を信じるべきなのかを選ぶこと、判断することはとても重要で、今後ネットに接続する全ての人が身につけた方がいい常識になるべきだと思います。
テレビとネットの大きな違い
明らかな違いとして、ネットの情報には「コメントシステム」があるということ、それから「メディアごとに表したい何か」があることだと思います。
コメントシステムは今の所ネットならではのシステムです。SNSだけではなくネットニュースもコメントが書き込めます。いいところは、情報に対する反対意見や、レビューがリアルタイムで読めることです。レビューについてはテレビのコメンテーターが絶賛する料理や商品より、よっぽど信憑性が上がります。反対意見は、「この情報が本当か、どうか」自分で判断することが難しい時の材料になり得ます。
メディアごとに表したい何か、は、テレビが、「万人受け」を目指しているのに対し、ネットのメディアは「明確なターゲット層」があり、情報を誘導するための記事が紛れているケースもあります。
情報を見極めるために
ネットに接続する限り、どの情報を信じればいいのか判断することが大切なので、「こんな意見の人もいるんだ」と反対意見や悪いレビューも読みつつ、いくつものリアルな声を聴きながら情報を選別すること、それからメディアの意図や傾向を理解して判断するしかないと思います。
しかしいくらネットの情報やYouTubeが台頭したとしても、テレビが今すぐなくなるとは思えないです。
それにネットでの誹謗中傷の問題も法を作っていかないと、改善はしないでしょう。
一般人を取り込むメディアは登場するのか
テレビしかなかった頃、テレビは世論を動かす大きな力を持っていたかもしれません。しかしどこにでもたくさんの情報が溢れている今、特に若者にとっては必要不可欠な存在ではなくなりつつあります。
広告が絡む以上、(利権やお金が絡む以上)本当の情報だけが手に入る時代はなかなかこないでしょうが、判断できる人が増えていく以上、一般人の意見をたくさん取り込めるメディアが登場してほしいなと思います。
余談
余談ですが、政治家の選挙活動にはお金がかかりすぎるらしいので、選挙期間のある一定の時間はテレビは「政治家が政策について話す」=テレビで選挙活動ができるようになればいいのにと投票権を持った年からずっと思っていました。
その時間はそれしか流れないようにすれば、番組側も広告が貰えて悪くないと思います。それに20代30代の今後日本を支えないといけない投票権をもつ層は選挙期間、道で政治家がするスピーチを立ち止まって聞いている暇は平日にないと思います。
そうなればテレビを買わないとなってなります。
以上テレビを見なくなって気づいたことでした。
ではまた、Mahalo!
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