「ほうれん草を育てながら哲学してみた」第10話〜受動性の大切さ〜
大プランターのほうれん草の元気がない。
たぶんだが、水をやりすぎたせいだと思う。水をやるタイミングは「土の表面が乾いたら」ということだったが、ついつい水をやりすぎてしまった。その後間引きもしたのだが、どんどん元気がなくなっている気がする。ちょっと先走って動き過ぎたようだ。
僕が勝手に師匠と思っている哲学者の内山節先生は、群馬県上野村の家に畑を持っている。そして「農作業というのは受動性が大切だ」というような話をされていた気がする。
百姓が朝に畑を眺める。そうすると、おのず