見出し画像

【ワーホリ×仕事】「仕事を探しているのですがなかなか見つからない」という方

みなさんこんにちは!

本日はワーホリでの【お仕事】についてのお話です。

毎週何かしらご相談を受けるのですが、ワーホリで多いのはやはりこちら。

「仕事を探しているのですがなかなか見つからない」

です。

ということで、今回は

ワーホリで仕事をゲットするにはどうしたらいいのか

というご質問にお答えいこうと思うのですが、せっかくメルボルンなので特にご相談が多い「カフェの仕事」を例に進めて行きますね。


カフェの仕事をゲットする!!

画像1

まず最初にですが、そもそも「なぜカフェで働きたい方が多いのか」という点です。

理由はいろいろありますが、主に3つです。

・ローカルなので給料が高そう
・メルボルンと言えばカフェ文化で興味深い
・英語の環境で働きけそう

全てのカフェがそうではないですが、的を射ていますね。

では「どうやったらカフェの仕事をゲットできるか」ですが、 結論から言うと、ざっくりと言うと必要なことは2つです。

① 英語を話せること
② スキルまたは経験があること(特にバリスタ)


当たり前やないか!と思う方もいるかと思いますが、実は見つからないと言うほとんどの方がこのどちらかあるいは両方でつまづいているのが現実です。

逆に言うと、この2つがある方はバリスタに関わらず簡単に仕事を見つけてきます。

なぜこうなるのかと言うことで、「3つの理解」をお客様へお話しています。

1.「仕事」の理解

「カフェの仕事ってなにすんの?」ということです。

わざわざ説明は要らないと思いますが、カフェはざっくりいえば「飲食業」であり「接客業」です。

なので、必要なのは「コーヒー(料理)を作れるか」「お客様を接客できるか」という点です。

画像3

また、別の観点では「オーナーや同僚とうまくやれるか」「指示どおり仕事ができるのか」など、ビジネスとしての視点もあります。

レジュメを見た限りスキルや経験があるわけではない、あるいは、話してみたが英語がいまいちできないとなったらどうでしょうか。

カフェのオーナーは自分のお店のコンセプトやどうありたいかなどをはっきり持っており、さらには給料まで支払うのです。

その経営者としての「想い」を一緒に実現できる人を欲しているのです。(なんだか前職のことを思い出します)

2.「自分」についての理解

例えば、私が今からフランスに行って地元のレストランでフランス料理をつくりたい!と言ったらできるでしょうか。

フランス語も話せない、フランス料理も作ったことがないし詳しくもない、持っているキャリアは大学で学んだ中国語、金融機関と留学エージェントの経験、あとは学生時代のお好み焼き屋のバイト。

とてもじゃないですが、よくそれで言えたなと言われそうなバックグラウンドだと思いますよね。

求められているものを自分が持っているか、立ち止まってみることはとても大切です。

等身大以上の力というものはそうそう見られるものではないので、今の自分が手が届くのかどうか、考えることも必要です。

画像2

能力面以外では、カフェで働きたい理由を整理します。

「仕事」は自分にとっては「成長の場」であり、多くのことを学び、経験することで自分をレベルアップさせることができます。

しかし、それは一からそこでスタートすることではありません。

それは自分にとってのメリットであり、雇い主にとってのそれとは必ずしも一致しません。

自分が働くことでお互いがプラスになる、いわゆるWin-Winであることを示すことは採用にあたって非常に大切なポイントです。

3.「競争相手(がいること)」を理解する

画像4

メルボルンには多くのワーホリメーカーや留学生がおり、同じようにカフェで働くことを考えている方も大勢います。

また、オーストラリア人や移民の永住者などさまざまな方も同様にカフェで仕事をされています。

なので、カフェ側からすると候補者が他にも多々いるため、必然的にそういった方々と競争をすることになります。

自分のことをしっかりとアピールすることはとても大切ですし、そのためにはアピールする材料が必要になります。


<まとめ>
・お店が求めているもの
・自分が持っているもの
・選ばれる必要があること
この3つを理解することは大切かと思います。

「カフェで働く」ためには実務のスキル/経験、そしてコミュニケーションのための「英語」が必ず必要になります。

そして多くの場合はこのどちらかがかけているようです。

英語はできるが、経験がない  → スキルを身につけることが必要 

経験はあるが、英語が足りない → 英語力を上げることが必要

残念ながら、この2つが足りないまま「ローカルのカフェ」で働けることはほぼありません。

※「ほぼ」に当てはまらない人はコネなどの特別な何かを持っています。


「そんなん言われたらできひんやんけ」 「なんでワーホリでそないがんばらなアカンの?」 と思われる方もいるかと思いますが、大切なことが一つ。

これが「仕事」だからです。

彼らはそれで生活をしているのできっちり選ぶのは当然です。

そして、ワーホリや来たばかりでもそういった仕事をされている方が現実にいるのも事実で、そういう方はどうやったのか。

シンプルに、頑張ったんです(笑)

認められるために英語やバリスタとしてのスキルを上げたのです。

仕事を得るために頑張ったのかは別ですが、どこかでそういった努力をしたから採用に到達する人になっていた、ということです。

今は学校でも個人レッスンでも学べる場があるので、もし補わなければならないのであればそこからスタートしてみてはいかがでしょうか。

自分でやるのか、学校でやるのかはそれぞれの選択ですが、安くやるなら自分で、効率よくしっかりと学ぶなら学校です。

もちろん、「学校に行かないといけない」というものではありません。

学校で英語から勉強が必要な人もいれば数日のレッスンだけでいい人もいます。

達成には人それぞれできること、できないことがあります。

大切なのは他の人は関係なく、「自分がやるべきこと」にしっかりと向き合うことです。

できないままにしておいて願いが叶うことはないことはないのは、今までの人生でお分かりかと思います。

限られた時間の中でやりたいことを実現するためには「何をすればできるのか」を考えていきましょう。

そしてそれを実行していくことが大切ですよね。

「やらない理由」を考えている間に時間は過ぎて行くだけなので、後悔のないよう積極的に楽しむワーホリであってほしいなと思います。

「カフェの仕事がやりたい」を含め「ワーホリ中に〇〇がしたい」という方はご相談してみてくださいね。

一緒に何が必要かを考えてみましょう!



世界が平和でありますように 。


※以下は余談です。相変わらず偉そうに書いているので不快だったらスルーしてください(笑)

---------------------------------------------------------------------------------------------------------

【仕事探しは真剣に】

仕事探しのご相談で感じることなのですが、なかなか脳内スイーツなお話をされている方がまあまあいらっしゃいます。

-英語ができないから英語環境で働きたい

-経験がないから新しい経験を積みたい

-バイト程度だから、なんだかんだ見つかるだろう

などなど、いろいろありますがそれはさすがに厳しいと思います。 (特に英語のやつ)

上でも申し上げましたが、雇う側はお金を払っており完全にビジネスです。

ワーホリだからとかはもちろん関係ないですし、できそうにない人を試してみるというリスクは犯しません。

まして英語ができない人に英語を使うポジションは任せられません。

未経験、スキル(の裏づけ)もないが就職できるのは日本の新卒一括採用ぐらいのものです。

仕事をしてできるようになるのではなく、できるから仕事にできるです。

そしてなにより、ここは「日本ではない」ということと「日本人は外国人である」ということをしっかりと認識しないといけません。

つまり「日本で同じことをするよりもハードルは高くて当たり前」なのです。

日本にいる外国人をイメージしてみてください。

わたしたちのスタートはまさにそこなのだと思います。

「バイト」程度と思ってレジュメやメール/電話、インタビューの手を抜いている方もいます。

繰り返しますが、雇う側は真剣です。

志望動機や自己PRなど、日本の就職活動レベルで聞かれる程度のことは準備しておいたほうが希望の仕事が見つかりやすのではないでしょうか。

最後に「そうじゃなくて、今の自分で(要は頑張らないで)できる方法を知りたくて相談してるんです!」という方は他へお話をしてください。

相談ではなくただの愚痴なので(笑)

--------------------------------------------------------------------------------------

ワーホリ・留学の個別のご相談も承っております。

オーストラリアの現地でのサポートも無料でやっておりますので、気になることがあればご連絡くださいね。

EMail: manabu.h@uandiedu.com
LINE ID: hadamanabu

Address Level1, 255 Bourke St. Melbourne Australia 3000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?