ホタルイカのカルボナーラと医者嫌い
出会いと別れの季節ですね。20代、バイトでのお話しです。
プールの監視員のお仕事に誘われました。
職場の男性は筋肉マッチョ、女性の方はスレンダー。
彼らのほとんどが、脳みそ筋肉の日本◯◯大学の方々。
皆さん使命感を持ってテキパキ働いてる中、私はナメられないためには見た目をチェンジするしか無いと考え、全身金髪にしようと決心。
お風呂場にビニールシートをしきつめ、当時コンビニで売っていた毛染めを全身にぬります。
髪の毛までは順調でしたが、眉毛と下のほうがシャレになりません。
あまりの刺激に、ぎゃあああぎゃあああと叫び、のたうちまわります。
頭以外は剛毛で金髪になりません。
オシャレは我慢からとは良く言ったものです。
次の日から私は無意味にハァ〜〜と言いながら胸筋を膨らましてパトロール。
色々なバイトをしていたのですが、もっと簡単に高収入なバイトはないかと考え、これだとひらめき、大病院へと向かいます。
受付にアポ無しで伺い、すいませんエラい人いませんか、と聞くと、私ですがとお医者様。
私は神妙な顔で真面目に
『すいません、ここだけの話、死体洗いのアルバイトありませんか』と質問すると
その先生はニコニコしながら、こっちに来て、と裏口に連れていかれ物凄い説教されました。
こういう理不尽な事をされたのでお医者嫌いなんでしょうね。
さっホタルイカとそら豆のカルボナーラです、生のホタルイカのミソがいい味を出します。
スパゲティーニ 80g
卵黄 1個
パルミジャーノ 大さじ 1〜2
生クリーム 40g(牛乳可)
ホタルイカ 6杯
そら豆 4粒
① そら豆を茹でます
目玉とくちばしをとったホタルイカとそら豆を茹でます。
生クリームを投入します。
② パスタを茹でます
少し硬めに茹であげ
味を調整していきます
味が決まったら火を消し、卵黄、パルミジャーノ投入
一気に予熱で混ぜます、ソースがゆるいようなら、少し火をつけて粘度を調整。
完成です。
あまり好きじゃないタイプの女性の方達と飲み会した時の話。何十年も前の話です。
いわゆるテンション高めの上から目線、色々お話しをしてましたが、なんせ内容が薄い。カルピスウォーターをさらに水で薄めたぐらいの薄さです。
最後には、何か面白いこと言って〜と私に無茶振り。
私は渾身の面白いギャグを本気で彼女たちに言い放ちました。
一同シーーーンとし、マジつまんない、キモい、と罵詈雑言。
私はあまりのショックに動悸が止まらず、
このドキドキは? これが 恋? と思いました。
ボナペティート♪
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