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法人起業時の社員とのズレ

2020年8月
行政書士などに払うお金も無く、
『自分の会社は自分で作る!』と熱い情熱がたぎっていた僕は
自らの足で法務局へと出向いた。


「あの、いきなりこちらに来られましても、、、」
「まずは公証役場で定款の認証をもらってからじゃないと登記できないのですが、、、」


そうです。
わたすが変なオジサンです。
ちがうちがう、無知なオジサンです。


「先に言えよ~~~!!」
誰に言ったのでしょう???
ま、そんなこんなで、まずは定款を自分で作る事に。



当時は自営で土木会社をやっていて、社員が4人いたのですが、
会社を法人にするにあたり、
「ブラックだったら労基に通報しますからね!?」という
やたら目を光らせている社員O君がいました。


「望むところだ少年よ!真っ白な定款作ってやろうじゃないか!!」
僕はみんなに愛される会社を目指し、どホワイトな定款を作成。


「O君どうだ!?完璧な定款だろ?」
「難しそうなので読んでないです」
「は?お前のために作ったようもんだぞ?」
「いや、働いてたら分かるだろうし、別にいいっス」


「おーい他に定款みたい人、いない?」
「いや、べつにいいっス」
と、誰一人見てくれない定款を公証役場に提出し認証してもらいました。


会社が無事登記されて出来上がりました。
「やっとできたな!!いよいよスタートだ!!」
僕は最高潮に熱くなってましたが、社員達は
「そうっスね~」
と冷めた対応。
ありがとうみんな!!さすがにマネジメントの勉強する気になりました!!


会社って『稼げりゃいい』ってもんじゃないんだな。
自分の役割やみんなの目標、達成感や楽しさ、色々な要素が必要。
これも会社を作ってみて初めて分かった事。
まだまだ自分の知らない知識が大量にありそうだ。
活気がある会社と活気がない会社、何が違うのか。
満足して働ける会社はどうやって作るのか。


さぁ、上を目指して精進しよう!!


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