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駿台をフル活用するとは ~クラス担任に頼る~

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駿台のクラス担任 ~模試から徹底分析~

 初めてクラス担任と面談を行ったのは、駿台に通い始めて初めて受けた模試の後でした。

 これからに期待していると言われたのがとても嬉しく、今でも印象に残っています。私は、クラスの中では偏差値が上位の高校出身だったので模試の成績は常にクラストップでした。だから、期待も大きかったのだと思います。

 そんな期待をされるほどの私。東大や国立医学部を志望するクラスの人とも模試の結果を比べ合えるような模試の結果を残していた私が、初めて成績を落としたのが夏の校内模試でした。

 センター試験(共通テスト)と同じマーク試験・問題数の模試で、私はいつも通り受けたつもりでしたが、結果は6割。数学ⅡBにいたっては大問を丸々1つ落とし、4割しか得点できず悲惨でした。現役の頃から今まで受けてきたマーク模試の中で最低の結果となったのです。
 
 この模試の後の担任との面談では、今までのような「このままの調子で頑張ろう」というわけにはいきませんでした。

 私の苦手分野をきちんと確認し、何が原因でこのような結果になったのかということを一緒に考えてもらいました。そして後期にどのように勉強していくべきかをもう一度見つめ直すきっかけとなりました。

 かなり落ち込んでいた私でしたが、この時も見捨てずに期待し続けてくれたことで私のモチベーションは下がることなく勉強していくことができました。

駿台のクラス担任が見抜いた!私の傾向と弱点


 さて、そうは言っても受験は厳しく、1年目はサクラチル。

 駿台2年目に突入してしまった私は、1浪目の受験の結果を担任と確認しました。

 私立医学部4校の入試の点数開示を見ながら、この1年間で何を伸ばしていくべきなのか明確にしました。

 1浪目で数学と英語の成績は伸びたように思います。やはり苦手意識があったため講師にもよく質問していました。一方で理科2科目がかなり足を引っ張っていました。

 自分ではわかっていたつもりでも、改めて担任から弱点を指摘されたことで、浪人2年目のキーポイントを初期の段階ではっきりさせ、学習への取り組み方を変えることができたと思います。

 数学や英語はこれまでよりも自力で解答にたどり着けるよう予習に今まで以上に時間をかけました。一方、物理と化学は理解していたと思っていた基礎の部分の復習も怠らず、テキストにある復習問題も必ず解くようにしました。特に物理は講師の方との対話を通して現象の根本も理解するように努めました。

駿台のクラス担任が提案!私に合った学習法

 北関東の、中でも北の方から大宮校に通っていた私は、通学時間が他の生徒よりも長く、駿台校舎で自習をする時間も限られていました。
 駿台の自習室で勉強しなさい、と言ってくるクラス担任もいます。しかし私の担任は、私には駿台にいる時間と帰宅後の勉強でメリハリをつけるようにアドバイスをしてくださいました。私のことをよく見てくださっていたのだとよく分かりました。

 駿台では授業の復習をすることで、疑問点を校舎の中で講師や友達と解消。電車の中では英単語や英熟語の暗記。そして家では復習問題や予習など、時間をかけて行いたいものをするということです。

 周りの友達は夜遅くまで駿台に残り勉強をしていたので、自分だけ頑張っていないような気がして劣等感を抱いていました。

 しかし、自分だけの時間の使い方を見つけることで、今まで以上に有意義な学習時間を取ることができたのです。自分に合った勉強方法は、周りの生徒に流されず勉強に集中でき、成績があがることにつながりました。

クラス担任と共に受験の道を歩もう


 私のクラス担任は「褒めて伸ばす」タイプの方でした。そのため、成績が上向いた時にはこれまでの学習に自信を持たせてくれるような言葉を、落ち込んでいる時には自分の弱みを指摘しつつも激励の言葉をかけてくれました。

 私は嬉しいことも辛いこともクラス担任と共有したくさんの言葉をかけてもらうことで、私自身が常にやる気に満ち溢れた状態にいることができたのです。

 受験校決定の際には、私の志望校受験へ背中を押してくれました。そして、入試前日には「もう何も言うことはない。今、無敵じゃん。」と私にこの上ない応援を頂きました。

 私の学習の状況や模試の結果を一緒に見続けてきてくださったことで信頼関係を築いた担任からの応援で入試へ自信を持って臨むことができました。

おわりに 質問などありましたら

次回の記事は「駿台をフル活用するとは ~模試を活用~」です。
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