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LGBTQ 家探し❶

そろそろ3人で住む家を探し始めようかということで先週不動産屋さんに行きました。

福岡市はパートナーシップ制度を早めに導入したり、家の紹介のところにLGBTフレンドリーと記載している物件があったりとわりとやりやすそうな感じはしてた。

とりあえずひとつめの不動産屋さんに行ってお店も混んでなかったので雑談したりしながら店員のお兄さんとお姉さんとまったり物件探し。

私「次から小学生の子どもと大人2人の3人暮らしです〜」
店員さん「ご家族ですね〜」
私「あ、でも法律上は他人です〜」
店員さん「じゃー同棲ですね〜今度の内見は彼氏さんと一緒に来られます?」
私「そうですね、まあ彼氏じゃなくて向こうも女性なんですけどね、大丈夫ですか?」
店員さん「そうなんですね〜ここは同棲もシェアハウスもOKになってるんで大丈夫だと思いますよ〜」

みたいなゆるい感じで特にびっくりされることもなく。
申し込み用紙の続柄になんて書くか迷っていたら「パートナー」と「娘」でいいですよ、とさらっと一言。

2人との関係を他人に言い表してもらったことはなかったのでなんか嬉しかった。


2つめの不動産屋さんはなんかちょっと考えさせられることがあった。
悪い対応ではなかったし店員さんも悪気があったわけではないんだけどね。

同じような説明をしたら「LGBTですね」と私のお客さん情報の紙みたいなのに「LGBT」とメモを取ってくれたのです。

それ自体は全然間違ってないし、その通りなんだけどなんかもやっとしたのです。
おそらくそのラベリングに対して。

例えば海外で家探してて「外国人」と書かれたらたぶん同じもやっとを覚えるんだろうなと思う。
確かに外国人ではあるけど一括りにしないでよ、日本人だし家借りるのにそこ関係ある?と思っちゃうんだろうな。

脱線だけどオーストラリアではそんなこと一切なかったな。オーナーさんと直接の契約で家賃を払えて迷惑をかけない限り何も言わないしシェアハウスもたくさん。
日本も賃貸契約がもう少し楽ちんだったらいいのになと思う。


そして考えてみると家探しの文脈では「同性パートナー」とメモしてくれた方が適切な気がする。LGBTって性的指向とか性自認の話(広げるとしても多様性という側面まで)だから、メモとしてLGBTと書くのはちょっとずれる気がしなくもない。


新しい言葉とか外国語由来の言葉は概念をちゃんと理解しとかないと誤用しちゃうことも多々ありますからな。



そんなこんなでまだ家は決定してないのでまた見に行ったら書く〜

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