「副業」と「複業」と「パラレルキャリア」

オノミチコです。
今週も立て続けにイベントに参加していますが、レポートはのちほどゆっくり書くとして、今日は「副業」「複業」「パラレルキャリア」について自分なりの想いを書いてみたいと思います。

解釈は人によって異なると思いますが、私は以下のようにそれぞれの言葉を使い分けています。

「副業」
メインとなる「本業」があるうえで、それとは別の「もうひとつの」仕事。
あくまでもサブの仕事であり、プライベートの時間や空き時間を利用。
フリマアプリを使ったお小遣い稼ぎや、趣味を活かした収入など。
「複業」
文字通り、複数の仕事。
メイン・サブといった序列はなく、仕事すべてが本業として横並び。
「ダブルワーク」、「デュアルワーク」、「兼業」も同じ。
「パラレルキャリア」
平行という意味では、複業と同じように横並びのキャリア。
ただし、収入の有無によらず、プロボノなどの活動も含む。

「ふくぎょう」と文字をタイプして変換キーを押すと、「副業」という漢字が出てきますが、最近は「複業」という漢字を使う人も増えています。
漢字の意味のとおり、「メインとサブ」とはっきりと分かれるのか、それとも単純に「複数」として横並びなのかという違いです。

「副業」「複業」の共通点として、いずれの仕事にも「収入」が紐づくと私は考えています。

一方、「パラレルキャリア」については、一般的には「複業」と同じ意味で使われていることが多いように思いますが、私は、「必ずしも金銭的収入があるとは限らない活動も含む」と認識しています。

私のまわりにはプロボノで活動している人が何人もいます。
プロボノとは、専門的な知識やスキルを提供して社会貢献する活動のこと。
一般的なボランティアとちがうのは、仕事で培った専門的な知識や経験を活かす活動であるという点です。

プロボノは基本的に金銭的な収入はありません。
しかし、仕事を通して得た経験を社会に還元するという意味で、プライベートというよりも仕事の延長と考えられることが多いようです。
プロボノで実績を積んで、仕事の幅を広げた人もたくさんいます。

私が目指すのは、目先の収入を増やす「副収入」ではなく、自分自身の幅を広げるためのパラレルキャリア。
選択肢を増やし、人生を豊かにするためのパラレルキャリア。

とはいえ、「パラレルキャリア」よりも「副業(複業)」のほうがポピュラーというか、市民権を勝ち得ている気がするので、しばらくはいろいろ試行錯誤してみます。

すべては、自分らしく生きるために。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?