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子連れパパの圧倒的なカッコよさ

先日、駅で娘の帰りを待っていたときのこと。

夕暮れ時、ちょうど夕飯の準備をする時間帯だったと思う。
目の前を子連れの男性が通り過ぎた。
抱っこひもの中に0歳児、右手に2歳くらいの女の子、左手に4歳くらいの女の子を連れて歩いていた。
男性はラフな格好(といってもくたびれた印象ではない)でビーサン履き。

一目で分かった。
ああ、この人は慣れている。
いつもこうして子どもたちを連れて散歩しているのだろう。

女の子たちは少しステップを踏むように歩いていた。
楽しそう。
散歩を満喫している。
きっとそのご機嫌ぶりが、抱っこひもの中の赤ちゃんにも伝わっているだろう。
赤ちゃん特有の「たそがれ泣き」も紛れるような空気だ。

お母さんは夕飯の準備中かな?それともお仕事?
いずれにしても、夫婦で上手に子育てしているんだろうなあと想像した。

うらやましい。
カッコイイ。

(お顔は拝見できなかったけれど)

子育てしていく中で、いろいろなお父さんを見て来たから、そのお父さんがどの程度子育てに関わっているかは、その所作でなんとなく想像できるようになった。
その上で見かけたこのお父さんは、どっぷりと子育てに関わっているだろうなあと感じた。

どっしりと落ち着いていて、とても自然。
なんだろう、このナチュラルさは。
こういう男性を見ると、本当に素敵だと思う。
男性としてというよりも、人間として素敵。

たぶん、子育てに対して腹が据わっているからかもしれない。
自分の子だから、自分が育てる。
子育てが、とてもとても「ジブンゴト」なのかもしれない。
その、肚の据わり具合がとてつもなくカッコイイ。
こういうお父さんが増えたら、きっといろんなことが変わっていく気がする。

自分の子だから自分で育てる、というのは、ある意味至極当たり前のことなのだけれど、どこか他人任せというか、ジブンゴトになっていない人も一定数いる気がする。
その理由はさまざまだろうけど、その当たり前のことを、当たり前なのだと認識するだけで、きっと行動は変わってくる
たとえ実際には多くの時間を投入できなかったとしてもだ。

世間の子連れパパさん、おそらくご自身が思っている以上に、あなたは賞賛されていると思います。
引き続き頑張ってー。応援してます。

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