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我が子を愛していても、母のひとり時間は大切だ

9月1日の朝、なんだか気持ちが晴れやかだった。
なんだろう?
今日はなにか楽しい予定があったっけ?
よく考えてみたら、その日から娘たちが新学期だ。

私は自他ともに認める「子離れできていない母」である。
誤解を恐れずに言えば「娘たちが大好き」だ。
そして新学期が待ち遠しいと思うほど、子どもたちが手のかかる時代は過ぎた。
しかし、やはりどこかで、ほんの少し確保される、仕事以外の「ひとり時間」を心待ちにしていたのだと思う。

前述したけれど、高1と小6の娘たち、手のかかる時代は過ぎた。
乳幼児、幼稚園時代を考えると、本当に楽になった。
我ながらここまでよく頑張ったと思う。(←自画自賛)

だからといって、今の乳幼児・園児ママに「そのうち楽になるから我慢しなさい」とは1ミリも思わない。
むしろ上手にひとり時間を作って、息抜きしてほしい。
私は実家が遠いため、親に頼ることはできなかったが、友達に恵まれたため、ずいぶんと助けられた。
それでも、もう少し工夫して手を抜いても良かったと思う。

だから、今現在頑張っているママたちにも、もっと楽をしてほしいのだ。
子どもを愛していても、どんなに母性愛があったとしても、ひとり時間は大切だと思う。

自分に帰る時間。
自分だけの時間。
自分の好きなものに浸る時間。

子どもに「一口ちょうだい」と言われることなく好きなスイーツを食べる。
コーヒーを飲む。
推しタレントのドラマを1人で観る。
美術館に行く。
クラシックを聴きに行く。
海を見に行く。
ランチに行く。

自分のために作った時間を満喫すると、たぶん子どもや家族に優しくなれると思う。
自分のための時間は、優しさを充電できるときなのかもしれない。

幼い子にはお母さんが傍に、という声が昔からよく聞かれるが、お母さんだって人間。
根性論で乗り越えようとするのではなくて、上手に工夫をしながら、上手にガス抜きしながら、子育てしたほうが良いと思う。

しかしここで問題になるのは、「誰に子どもを預けるのか」。
幼稚園や保育園に通っているなら、時間が確保できる可能性はあるが、その年齢に達していない子どもを持つママはどうするだろう。
親?一時預かり所?ベビーシッター?旦那さん?友人?
これらのどれが合うのかはそれぞれだと思うが、そこは自分時間を作るために「全力で」検討してほしい、と思う。

さあ、コーヒーを飲みに行こう。

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