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子どもたちの語彙力とコミュニケーション能力を高めるための読書の推奨

私は、小中学生に週に600分の読書を推奨しています。特に小学6年生の受験生や中学3年生の受験生にとっては、推奨ではなく必須条件と考えています。これは、国語力を向上させるためには「語彙力」が非常に重要だからです。

想像してみてください。

あるお子さんが100語の語彙を持っているとします。一方で、友達が10,000語の語彙を持っているとしましょう。文章問題を解く際、どちらがより迅速かつ正確に理解できるでしょうか。

人は言葉を使って考えます。豊富な語彙を持っていると、思考が言語化されやすくなり、より明確な考えが生まれます。その結果、話を聞くのも、自分の考えを伝えるのも容易になります。つまり、豊かで価値のあるコミュニケーションが可能になるのです。読書は勉強において圧倒的な優位性を与えるだけでなく、コミュニケーション能力を高めるためにも重要です。これが、週に600分の読書を推奨する理由です。

さて、私の塾では、「塾長が選んだ本のご紹介」という企画を通じて、塾生に毎月5冊の本を紹介しています。これまでに紹介した本が、お子さんたちの読書習慣を支えるペースメーカーとなっていることを大変嬉しく思っています。明日は毎月恒例の紹介日。今月紹介する本もぜひ楽しんでいただきたいと思います。


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