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車中泊スポット(オートキャンプ場)

 車中泊の場所は、ノウハウ等含めて車中泊の根幹ではあります。しかし、場所によっては正直グレーな部分があることも認識しながら行う必要があります。
 そのため一番無難な場所としては、オートキャンプ場があげられるでしょう。キャンプ=テントで寝ると思っている人でなければ車中泊スタイルでも十分にキャンプも楽しむことができます。BBQや自然体験などテントの準備・片付けの時間分も他の活動に回すことができます。また、キャンプは興味がないという人にとっても、水回り・トイレの確保という意味ではかなり価値が高いです。場合によっては、シャワー(風呂・温泉)や洗濯もできる場合が多く、特に1週間以上の長期旅行になってくると「洗濯をどこでするか問題」が生じます。車中泊をはじめたばかりのころは、洋服や下着を旅の日程分持って行っていましたが、今では旅程の真ん中にキャンプ場を入れることで洗濯時間の確保をしています。
 車中泊からははずれてしまいますが、洗濯だけに限ればビジネスホテルでも洗濯は可能です。車中泊は気温や湿度に結構影響を受けるので体を休めるという意味でも車中泊をしながらも時々ホテル泊をするのはありだと思っています。
 オートキャンプ場に話を戻します。注意点としては、「オートキャンプ場=かならず車中泊ができる」ではないこと。場所によってはプライベートな区画であっても禁止している場所もあります。そのため事前の下調べが必要です。ネットで調べてもいいですが情報誌も有効です。北海道なら株式会社ギミックから出ている「北海道キャンピングガイド」がおすすめです。キャンプ情報だけでなく車中泊ユーザー目線での記述が多いことが特徴です。北海道以外ですと実業之日本社から出ている「首都圏から行くオートキャンプ場ガイド」がよいです。車中泊目線は前出のものに劣りますが、車中泊スポット選びは十分に可能です。また首都圏からだけでなく西日本バージョンの本も売られています。
 料金的は、正直ピンキリです、ただ車中泊ユーザーにとっては、最低限トイレと水場あればよいという人がほとんどではないでしょうか。地域ににもよりますが、家族四人でも5000円以内に収まるところは多くあります。我が家は5000円を超えない範囲でキャンプ場を探します。(シャワー・風呂込みなのかどうか等もかかわってくるのでこの限りではありませんが。)昨今のインバウンド需要からくるホテルの値上げを考えれば、ホテルとキャンプ場の価格差が広がりキャンプ場の価値が高まっているように感じます。最近減少傾向ではありますが、北海道など地方ですと無料のキャンプ場もあります。無料でも水場とトイレ(場合によっては炊事場も)は確保することができます。やや長くなってしまったので他の車中泊スポットについては別記事でまとめます。


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