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『きみトリ』ご感想 〜今まで出会ったことのない形の本だったので、最初はとまどいました。

『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』著者の舟之川聖子です。
『きみトリ』を読んでくださった方から、ご感想が届きましたのでご紹介します。(*掲載許可をいただいています)

今まで出会ったことのない形の本だったので、最初はとまどいました。
大人になる(社会に放り出される)までに考えておきたい事を取り上げている本。

こんな風にいろいろなことを教えてもらわないまま、私って手探りで進んできたよね。よくがんばってきたな。

なんとなく対処しているつもりだったけど、感情のこととか、人間関係のことなんかは、「40代でも50代でも丁寧に自分の気持ちを扱ってあげることって大切!」と私も自分を愛おしく感じながら読みました。

大人になって読むと、「わたしってよくがんばってきたな」と労いの気持ちが生まれる本でもあるようです。自分を愛おしく感じる......素敵です。

10代の人が今感じているであろう不安や悩みに向き合う方法や考え方のアドバイス、いじめや、怒りに対処する具体的な方法や思考法。
今自分の周りの世界がすべてじゃないって、未来に希望や明るさを感じさせてくれる、人生の少し先輩からの優しい声。

3人の本当の優しい声が聞こえてきそうな本でした。

ありがとうございます、そんなふうに聞こえたならよかったです。

全体に流れている、「失敗してもいい、その時々の自分の声(気持ち)を聞いて軌道修正、新しい環境を楽しめばいい」という空気の中で、私は「そうだよね、そうだよね」と何度もうなずいていました。

大人になっても私がいる学校の世界って、「~べき」が多すぎて息が詰まりそう(信じて疑わない教員のなんと多いこと)。もっと柔軟に、子どもを信じて任せたりチャレンジOK、子どもの思いをつぶさないようにして、「やってみて楽しい!」にしたいなと思っていますが、力及ばず。

計画通りきっちり進めることに注力するのではなく、子どもの姿や学び具合、変化を見ながら、立ち止まったり、時には方向転換したりしてもよいという気持ちは、持っていたいと思います。

ご自身の持ち場とつなげて、考えてくださっています。きっと叶います!

子どもの心を忘れていない3人、せいこさん、まゆみさん、ライチさん、すてきだなと思いました。
私も、自分の本当の気持ちを話しても(さらけ出しても)いい人、話に付き合ってくれる人、興味ある事を一緒に楽しめる人、などいい人と出会って人生を豊かにしていきたいなと思います。

何歳の人が読んでも自分を見つめるきっかけになると思います。

また、テーマに関連する本や映画の紹介も面白いです。見たり読んだりしたもの、これから読んでみたい、見てみたい物がありました。
 
時折、何度も目を通してみたいと思います。
私も身近な人にこの本を紹介したいと思います。

ありがとうございます。わたしも、いい人と出会って人生を豊かにしていきたいです。10代向けに書いた本ですが、「何歳の人が読んでも自分を見つけるきっかけになる」というおすすめフレーズはうれしいです。

「このご感想をnoteに掲載してもいいですか?」を後日おうかがいしたところ、快くOKいただいた上に、

私は、この本を大人になった今読んで、生きていく中で大切なことをはっきり自覚できたことが嬉しかったです。自分のことを大切に思いました。
娘にもこの本紹介してリビングに置いているけど、まだ手に取った様子無し。押し付けるのも嫌なのでそっとしています。
私の学校の司書の先生には紹介しようと思ってます。           

と、後日談までお聞かせくださいました。
娘さんにもいつか読んでもらえる日が来るかも?
学校に通う人たちが何気なく手にとってくれる日が来るかも?
わくわくします。

『きみトリ』があなたの大切な存在になってくれて、うれしいです。
ご感想ありがとうございました。

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