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【行動変容栄養学講座 知っていますか? 歯周病が全身に及ぼす影響-栄養と歯周病・全身疾患の関わり-】についてのご報告

こんにちは!manabi運営 飯野です。

今回は6月に開催しました、【オンライン講座】行動変容栄養学講座  知っていますか? 歯周病が全身に及ぼす影響 -栄養と歯周病・全身疾患の関わり-】についてのご報告です。

歯周病が全身疾患と関わりがある、という話しを良く耳にするようになりました。
ひと昔前は、口内健康(歯磨き)は歯の健康の為に行うもの!のイメージでしたが、昨今では、歯周病が全身の様々な病気にも関連があるということもあり、歯や口内のセルフケアの重要性はこれまで以上に高まっています。

栄養との関わりもどういったものなにか、気になるところです。
そこで、今回は歯科医の高橋先生よりお話しいただきました。

講師


新潟大学医歯学総合病院 歯周病科
高橋 直紀(たかはし なおき)先生
<経歴>
2006年 新潟大学歯学部歯学科 卒業
2011年 新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔生命科学専攻博士課程 修了
2011年 米国カリフォルニア州立大学サンディエゴ校医学部 Postdoctoral Fellow
2013年 日本学術振興会 特別研究員
2016年 新潟大学大学院医歯学総合研究科 高度口腔機能教育研究センター 特任助教
2018年 新潟大学大学院医歯学総合研究科 歯周診断・再建学分野 助教
2021年 新潟大学大学院医歯学総合研究科 歯周診断・再建学分野 准教授 現在に至る

<資格>
・特定非営利活動法人 日本歯周病学会 専門医
・特定非営利活動法人 日本歯科保存学会 専門医
・一般社団法人 日本口腔検査学会 認定医

【印象的だったこと】


歯周病は、「病」と文字がついていますが、これまであまり疾患としてのイメージがなかったですが、一番身近な「病気」であることが理解できました。
また国民の8割が歯肉炎や歯周病であるとのことで、その数に驚きました。
全身疾患との関連も幅広く、歯周病と病気の発症に関わりのあるものや、また双方向の関連性があるものなどがあり、口内ケアの重要性がよく分かりました。
また様々な研究から得た、最新情報を共有いただき、栄養素が関連していることなども多く、さらに今後の研究によって解明が期待されていることなど、とても楽しみです。

【参加者の声】


沢山の感想をいただきました。一部ご紹介いたします。

・本日は貴重なお話をありがとうございました。初心者にもとてもわかりやすかったです。とくに「栄養成分の歯周病予防作用」は興味深く、今後も注目したいです。

・糖尿病が歯周病になりやすいことは知っていましたが、ほかの病気との関係は知らなかったので、勉強になりました。論文内容や研究結果を示してくださり、理解しやすかったです。栄養は主に口から摂取するので、食べる機能である歯の健康を保つことは重要であると感じていましたが、歯周病を予防する栄養成分があることを初めて知りました。

・ありがとうございました。大変参考になるお話でした。考えていた以上に歯と病気の関係が大きいことに驚きました。

など

【まとめ】

歯周病の予防の為には、「セルフケア」+「プロのケア」が必要で、患者と医師(歯科衛生士など)が「二人三脚で治療すること」が必要とのこと。
また重症となってからでは元の状態には戻せない、とのことで、なりより早めの治療が必要であり、生活習慣病と同じで、「よい習慣」を身に付けていくことが予防の第一歩であると改めて実感しました。

また今回も、本やインターネットの情報からだけでは学べない貴重なお話しを沢山伺うことが出来ました。オンライン上の開催ではありますが、参加型の講座となっているので、ご参加いただいたみなさんの熱心なご様子も伝わりました。

これからもmanabiは様々なイベントを開催しますので、ぜひチェックして、ご参加ください!みなさまのご参加を心よりお待ちしております!

https://manabi-nt.jp/guest_events

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