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“日本のエネルギー問題と課題を知る”山本隆三著:「間違いだらけのエネルギー問題」。竹内純子著:「電力崩壊」「エネルギー産業2030への戦略」。宇佐美典也著:「電力危機」。

今日は終戦の日。
日本をはじめ、各国の「エネルギー」の自給率を上げることは、平和に繋がる重要な要素だと思います。

日本は、一次エネルギーの9割近くを輸入に依存していると言われています。具体的には、年間10兆円~20兆円を原油、石油、石炭、LNGなどの輸入です。しかも、火力発電などCO2の排出も地球温暖化を促進するために課題でもあります。

だからこそ、日本は「再生可能エネルギー」、や「水素」を燃料に切り替えることで脱炭素を進めようとしている。

私の故郷の五島列島でも、再生可能エネルギーの一つである、「浮体式洋上風力発電」が試験運用から本稼働に移行しつつある。
過疎化が進む地方にとって新たな産業の創出にもなるため、注視しているところです。
新しい取り組みには、必ず問題が発生します。
だから、挑戦しないのではなく、何が問題なのかをしっかりと理解して、課題に昇華して、その課題を解決する方法を考えてひたすらPDCAをまわす必要があると思い、エネルギーに関する知識を深めるために様々な情報を収集しているところです。

その中で、これらの本に出逢いました。

様々なエネルギーについて、日本だけではなく世界の現状を根拠となる資料を基に記されていて、大変勉強になりました。

個人個人が各エネルギーの現状を正しく知ることは、重要です。しかし、根拠に基づかない情報だと、正しく理解することに繋がりません。
かと言って、自分で全てを調べることは大変ですから、このような書籍があることは本当にありがたく思います。

エネルギー問題を解決することが、平和への大きな一歩になるのではないでしょうか?

「誰かがやってくれる」たしかにその通りです。
その「誰か」も一生懸命に取り組んでくれていたことと思います。
ですが、その結果が今の現状です。
日本は人口減少していますが、世界の人口は増加の一途であり、「エネルギー争奪」が今後、顕著になっていくことでしょう。

エネルギー問題を他人事にせず、自分事にするために、読む本としてご紹介しました。


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