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マンションは管理を買え!管理って何⁈基本を解説

本日のテーマは「マンション管理」です。
マンション住まいの方はもちろんのこと「子供も独立したし老後は戸建を売ってマンションに住もう」とする方もいると大勢いる思いますのでマンション管理の基本を解説したいと思います。

■なぜマンション管理が注目されるのか⁈
令和4年に施行の「マンション管理計画認定制度」によりマンション管理の在り方がより具体的になりました。そして築古のマンションが今後増加すると予測されるためより管理が大事と認識されるようになります。

国土交通省:マンションストック数

旧耐震基準ストック数を拡大すると…

国土交通省:マンションストック数

1981年に耐震基準が改正されています。旧耐震基準が約103万戸ある中でマンション管理を怠ると地震以外でも倒壊する可能性があります。またマンションというのは絶えず新しく建てて供給していくため築古になるマンションは絶えず増えていきます。

■そもそも管理って何⁈
マンション管理は具体的には以下のようなものがあります。

実は、清掃など美化活動だけではなく、もっと複雑です。
この管理を怠ると買う需要が減りマンションの資産価値が減少してしまいます。長期修繕計画とは、マンションは定期的に大規模修繕を実施します(防水工事や塗装、給水管の更生など)のでそれをいつどのタイミングで行うのか計画を立てることです。この作成を怠ると積立した修繕積立金を適切に投資出来ず無駄に使ってしまうことになりますので作成はマストと言えます。

■区分所有者って何⁈
マンションは自分だけで管理するのは不可能です。1棟に多数の人が居住しますので購入した時点で「区分(部屋が分けられた)所有者」になり自動的に管理組合に加入することになります。区分所有者という法律により拒否できません。

■管理に全く興味ないと…
そんなのは管理会社が管理すればいいと無関心であると資産価値はどんどん減少して売れないマンションになってしまいます。管理会社は管理はするが資産価値を高めることまで求められていません。マンションは多数決で区分所有者で話し合い方向性を決めていきます。積極的に管理に関わらないといけません。

■これから購入される方へ
今は各マンションで管理計画認定制度に認定申請を続々提出しています。認定されているマンションかどうか⁈あとは管理組合に充分修繕積立金があるかどうか把握した上で管理がしっかりしているマンションを購入されることで管理を買おうとなるのではないでしょうか。

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