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GDPって何⁈普段考えない視点から解説
久々の「分かる経済」シリーズです。
本日はGDPの「普段考えない視点」から基礎を解説いたします。
◾️そもそもGDPって何⁈
GDPはgross domestic productの頭文字で「国内総生産」と呼ばれています。
各国の経済規模を全体的にどれくらいなのか把握できる数値になります。
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このGDPという数値なかった場合、「いったい自分の国はどれくらい稼いでいるのか⁈」が分からなくなり、国の施策や国の力関係などに影響が出てしまいます。
アメリカが1位で経済規模では世界に影響力を持っています。
追随するのは中国ですが、「高齢化」主力産業であった「不動産業の衰退」に陥りつつあるため以前のような成長は見られません。
◾️GDPどのように計算されるのか⁈
付加価値の合計と言われています。
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付加価値は利益に近いものでしょうか。この付加価値の合計を見て「前年度からどのくらい経済成長しているか⁈」見ています。
ニュースで「経済成長◯%上昇」と出るのは、前年度のGDPから今年のGDPはどれくらいかを比較したものになります。
◾️もっと細かく見ていきましょう
以前はGNPと呼ばれる「国民総所得」が使われていました。「国民」なので日本国民が生産した付加価値をすべて計算する指標です。
以下見てみましょう。
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グローバル化により海外で生産される日本企業の稼いだ付加価値を日本の経済力にカウントしてもいいのか?ということで1993年から国内で生産されたもののみを計算する付加価値「GDP」が注目されます。
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◾️GDPの計算されないもの
家事、育児は計算に反映されません。年収ベースでいくと約300万円と言われています。
割合として女性が家事育児をしているケースが多く、この300万円の価値を働き方の在り方を変えてGDPとして上乗せできるか今後注目されています。
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◾️GDPは四半期ごとに発表される
GDPは四半期ごと(1月~3月をまとめて発表)速報性はなく国民の今の認識と発表時とではズレを感じることもあります。
ズレを埋める指標はCPIとなります。(今回説明割愛)
◾️普段考えない視点とは⁈
円ベースとドルベースとではGDPの価値は違うということになります。
ドルベースであれば円安の時はGDP実質価値が目減りします。
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世界各国から見たらドルベースでみられるのでコストアップインフレの今はGDPが目減りしているというわけですね。
本日はここまで。GDPは計算方法があり難しく感じてしまうかもしれませんがビジネスパーソンとして把握しておくのはここまでで十分だと思います。
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