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所得って何⁈「雑所得」を中心に理解しよう!

所得税というのは毎年法律改正されて制度としては複雑です。複雑な部分は税理士にお任せして「基礎」の部分を分かりやすくお伝えします。

■なぜ今解説するのか⁈
各企業が「副業禁止」を撤廃して、より労働市場を活発化させたり、新NISAにより個人マネーの増加により「お金の出入り」が注目されるようになりました。

今までは勤めている企業の「給料」のみの所得だったのが、あらゆる場所で所得を得る機会が増えましたのでこの機会にここで改めて「所得」を理解しておく必要があります。

■所得って実はたくさんある
所得は10種類あり、それぞれの発生した内容により分類が分けられます。

実はふるさと納税も返礼品も「一時所得」になり納税の計算対象の「所得」になります。
でも一時所得は年間50万円以下なら所得計算としては0になるため、大半の皆さん気づかずそのまま申告も何もしていないケースが多いでしょうか。

■「雑所得」って何⁈
講演料など副業にかかわる所得は、「雑所得」になります。この雑所得、実は数多く関わることがあり、例えば「メルカリで販売した」も雑所得になったり、最近多いのが「暗号資産」の値上がり益もあらゆる所得が該当します。


この雑所得は「所得20万円以下(必要経費を除いて)なら確定申告が不要」ということを知っている方たくさんいると思います。

20万円以下というのは「所得税」の話であり、「住民税」は1円でも発生したら確定申告が必要になります。

知らないと「申告漏れ」になってしまいます。
ここは知っておかないといけないポイントになります。

■副業始めるならまず「所得」を知ろう
皆さんが働けば、給料として所得を得ることになりますが、実はそれ以外にも所得になるケースってものすごくあります。

勤務先は年末調整してくれるのでほとんどの会社員は確定申告することがないと思いますが、副業が解禁されるのであれば、「雑所得」についても知っておかないといけないことなんですね。

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