【24卒・25卒向け】OB訪問を成功させるチェックリスト

OB・OG訪問前の事前準備

①目的を決める

OB訪問は、必ず目的を明確にした上で行いましょう。
なぜなら、目的が明確でないと、目的を達成するためにどの会社の誰に話を聞けばよいか定まらないからです。
【OB訪問の目的例】
・就活をどのように進めて行くべきか理解したい。
・業界の理解を深め、就活の軸の参考にしたい。
・社風の理解を深め、志望順位を決めたい。
・ESを見てもらい、FBがほしい。
・特定の事業の話を深く理解したい。

②質問したい人・会社を決める。

OB訪問の目的を決めた上で、その目的を達するためにどの会社の社員に聞けば良いのかを決めましょう。

③OBを探す

OB訪問を行うには、様々な手段があります。
しかし、特に「社員による紹介」をしてもらうケースはOB訪問による高評価が付きやすいです。
OBが見つからない会社もあるので、様々な媒体をチェックして、OB訪問相手を探してみましょう。
【OB訪問の手段例】
・サークル、ゼミの先輩に特定の企業の先輩がいないか聞いてみる。
・ビズリーチ・キャンパスを使用してみる。https://br-campus.jp/
・「Matcher」を使用してみる。https://matcher.jp/
・キャリアセンターに相談に行く
・内定者座談会などで内定者と知り合い、OBを紹介してもらう。

④時期を決める

いまOBを訪問をするのか、もう少し自分で調べてからOB訪問をするのか決めましょう。
OB訪問はいつでも実施することが可能です。しかし、3年生の後期以降のOB訪問は社員側も忙しく、アポを入れることが困難になります。
よって、3年生の早い段階で業界研究を進め、3年生の後期以降のOB訪問は志望度が高い企業を中心に行うと良いでしょう。
会社によってはOB訪問が選考を兼ねることがありますので、準備がままならないままOB訪問を受けることは避けましょう。

⑤連絡を取る

OB訪問したい相手が決まれば、連絡を取りましょう。アプリ上での連絡でもメールでもどちらでも構いません。
ただし、なぜOB訪問をしたいのか、どんなことを聞きたいのかを明確にした上でOB訪問を依頼するようにしましょう。例文を参考に、メールの作成や質問事項の作成をしてみましょう。

【依頼メールの雛形】
件名:「OB訪問のお願い(●●大学・りくなび太郎)」
株式会社 ●●物産
◇◇部 △△課
●●●●様
初めてメールをお送りいたします。
●●大学■■学部●●学科のりくなび太郎と申します。
本日は、大学のキャリアセンターで●●様のことを知り、
OB訪問のお願いでご連絡を差し上げました。
現在就職活動中で、社会インフラにかかわる仕事に興味・関心を持っており、
貴社が開発に携わったこれまでの多くの事業に大変惹かれております。
ぜひ●●様にお話をうかがいたく、メールをお送りした次第です。
ご多忙中とは存じますが、お時間を頂けるようでしたら、
再来週までの月曜日か水曜日で、
●●様のご都合のよい日時をお知らせいただけませんでしょうか。
上記でご調整が難しい場合には、お手数ですが、
●●様のご希望の日程を2~3候補日としてお知らせいただけますでしょうか。
メールでの突然のお願いで大変恐縮ですが、
なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
———————————————————-
りくなび太郎
●●大学■■学部●●学科
携帯番号:000-000-0000
メール:○○○@□□.ne.jp

リクナビ就活準備サイトより引用 https://job.rikunabi.com/contents/obog/2961/

【OB訪問訪問での質問案】
・働いてわかった社風やルールなどがあれば教えてください -
・企業として注力されていると感じる分野を教えて下さい。
・ 一日の仕事の流れを教えて下さい。
・ 御社に向いている人はどのような人ですか?
・ 仕事の上でを大切にしている価値観を教えてください 
・仕事や会社に対して、特別な想いがあれば教えてください 
・どのようなときに仕事のやりがいを感じますか 
・今後のキャリアプランを教えてください 
・仕事での挑戦を教えてください 
・仕事上でつらいと感じることはどういったことでしょうか
・ 産休や育休などの体制はあるでしょうか 
・ジョブローテーションはどのように行われますか?

メールの返信が来て、OB訪問の承諾が取れたら次のステップです。

⑥前日のリマインドメールを送る

OB訪問の前日メールで、質問事項を伝えることで、当日の時間をスムーズに活用できます。下記質問案を見て、自分なりの質問を考えて見ましょう。

【OB訪問訪問での質問案】
・働いてわかった社風やルールなどがあれば教えてください -
・企業として注力されていると感じる分野を教えて下さい。
・ 一日の仕事の流れを教えて下さい。
・ 御社に向いている人はどのような人ですか?
・ 仕事の上でを大切にしている価値観を教えてください 
・仕事や会社に対して、特別な想いがあれば教えてください 
・どのようなときに仕事のやりがいを感じますか 
・今後のキャリアプランを教えてください 
・仕事での挑戦を教えてください 
・仕事上でつらいと感じることはどういったことでしょうか
・ 産休や育休などの体制はあるでしょうか 
・ジョブローテーションはどのように行われますか?

質問内容が決まれば、リマインドメールを作成して、送信してください。
リマインドメールは下記を参考に作成しましょう。

【OB訪問リマインドメール 例文】
タイトル:明日のOB訪問に関しまして
◯◯大学(名前)です。 ××株式会社 ○○部◯◯課 ◯◯◯◯様
お世話になっております。◯◯大学(名前)です
先日、OB訪問のご依頼について了承頂きまして誠にありがとうございます。
明日(約束の時間)で(場所+住所)でお待ちしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。

OB・OG訪問当日の確認事項

①必ず遅刻せずに到着すること

予めかなり余裕を持って集合場所付近にいるようにしましょう。
近くのカフェなどで、改めて聞くべきことを整理したり、OB訪問先の事業内容を調べておくと良いでしょう。
万一、電車が遅れそうな場合などは、早めに連絡をして、きちんと謝罪をするようにしましょう。リスケジュールの必要性がある場合は、可能な限り早く連絡が必要です。

②待ち合わせ場所の確認

待ち合わせ場所は、マップを見て満足せずに、必ず実際の場所を調べてから向かいましょう。少し早めについて、待ち合わせ場所を確認しておくのも有効です。
遅刻は厳禁ですので、できることは全てやりましょう。

③持ち物の確認

OB訪問では、下記の持ち物を持っていきましょう。特に筆記用具や時計はマストです。

・筆記用具とノート
・時計
・エントリーシート
・企業情報の記載している資料
・OBに対しての質問集
・名刺入れ(あれば)

OB・OG中の注意事項

①まずは元気よく挨拶を

OBにお会いしたら、まずは元気よく挨拶をして、お時間を割いてくれたことへの感謝をお伝えしましょう。
第一印象がすべてです。
トイレで事前に身だしなみチェックも必須です。

②名刺の受け取り方

OB・OGから名刺を渡されたら、両手で胸の高さを保ちながら、「ありがとうございます」や「頂戴します」などと言って、受け取りましょう。名刺はすぐにはしまわず、自分から見て左側に置いておいてください。また名刺は相手の顔と一緒ですので、汚したり落としたりしないように丁寧に扱いましょう。

③注文

レストランやカフェを利用した場合、注文する品に迷ったら「先輩は何になさいますか?」と聞き、OB・OGの注文したものよりも若干安めのもの、もしくは、「同じものをお願いします」で進めましょう。安いものを注文する時も、提供される時間が長そうな食べ物は控えましょう。

④質問

予め送っていた質問リストをもとに、聞きたい内容から質問していきましょう。また一問一答形式にならないように、相手のお答えには更に深い質問をするなど、理解を深めて行きましょう。
そして、お答え頂いた内容についてはしっかりと相づちを打ちながら、積極的な姿勢で会話を行いましょう。

⑤会計時

基本的には、OB・OGが支払ってくれることが多いが、自分も支払おうとする姿勢を持っておいてください。
会計を支払ってくれた場合は、「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」と心から感謝の言葉を述べましょう。

OB訪問後

①OB訪問後はお礼のメールを送る

OB訪問は、当日だけ注意をすれば良い訳ではありません。いくらOB訪問の当日に好印象を与えても、そのあとのマナーができていないとかえってマイナスのイメージを持たれてしまいます。OB訪問後の対応も、重要なポイントなのです。お礼のメールは当日3時間以内に送りましょう。

あまり日が空いてしまうとOBの方の印象も薄れてしまい、お礼メールの効果を十分に発揮できません。必ずすぐにご連絡するようにしましょう

【お礼メールの例文】
OB訪問のお礼/〇〇大学 名前
株式会社〇〇
〇〇 〇〇様
お世話になっております。〇〇大学の〇〇〇〇と申します。
本日はお忙しい中、OB訪問に時間を割いていただきありがとうございます。
〇〇様のお話をお聞きすることで、より一層貴社への志望度が上がりました。
HPなどだけでは知りえない貴社の魅力を知ることができ、大変意義深いものとなりました。
〇〇様のお話を踏まえ、より一層企業研究を進めて参ります。
今後もご相談させて頂くこともあるかと思いますが、その際はご指導のほどよろしくお願い致します。
本日はお時間を頂きまして、誠にありがとうございました。
【署名】


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