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じれずに、積み上げ続けること。

先々週に行われた、「星野源のオールナイトニッポン」の配信イベント。
今日が見逃しの期限ということで、例のごとくギリギリながら、配信チケットを買って、最後の一秒まで楽しんでおりました。
いや〜、おもしろかった!!

歌手としても役者としても第一線で活躍する星野さん。
そして今や一挙手一投足が注目される売れっ子プロデューサー佐久間さん。

そんな二人のトークを聞いていて、
今ではもうにわかには信じがたいですが、
二人にも長い「陽の当たらない」時期があったということ、
そしてその時期に腐らず、焦れず、積み上げ続けたから今があること。
陳腐な言葉でしか表現できませんが、そんなことを、改めて感じました。


二人とも、生粋のラジオ好き。
いわゆる「クラスの人気者」タイプではなくて、本人たちも言ってるけど、どっちかというと「陰キャ」タイプ。
特に星野さんは、あのあっけらかんとしたキャラクターの中に、底知れぬ深い闇に似たものも抱えているような感じも垣間見えて。

でも、世の中とか、生み出す創作物とかに対しては、
ものすごくこだわりを持っていて、
そこに対してすごく努力や積み重ねをされているんだろうな、
そんなことも、言葉の端々からすごく伝わってくるんですよね。


お二方とも、自分が本当に作りたいと思ったものを、すぐに作れたわけではない。
でも、5年10年、じれずに積み上げてきたからこそ今があって、
その積み重ねの先にあるのが、今お二方で見せてくれているような、
本当に見ていてワクワクするもの、
やってる向こう側が心底楽しんでいるのを見て、こっちも楽しい、
そんな愛すべき物語たちで。


「努力の人」お二人を見て、ふと自分の口から出てきたのは、
「じれちゃいけないなあ。」
そんな一言でした。

たかが1年や2年で、何かがモノになるなんて思っちゃいけない。
じっくり構えて、じれずに。
どこまでも、心の奥底ではメラメラと炎を燃やし続けること。
でも表では、尖りながらも尖りすぎず、丁寧に小さいところから地道につくり続けること。
そんなことを、番組に関わるみなさんの姿勢から、身を持って教えてもらった気がします。

なんだか勇気もらえたなあ。
今、すっごく心がほくほくしています。

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