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「生活に溶け込む」ラジオ。

いつも聴いている、TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと」。
今日も今日とてリアタイしていたのですが、
テレワークのお供に聴いているいつもと違って、
今日はあまりちゃんと聴ける環境ではなく、とりあえず流すだけ流しておく、といった感じの聴き方で。

ザワザワした環境音の中に、山崎さんの声が時々紛れて聴こえてくる、といった感じだったのですが、
そんな紛れてくる声すらも、本当に心地よい、さわやかな声だったことが、個人的には新鮮な驚きで。
これぞまさに、THE お昼のFM!という感じの印象だったし、
以前有吉さんもご自身のラジオで話題にされてらっしゃいましたが、
何も分からずに聴いたら、歴の長いベテランDJさんのラジオだと勘違いしてもなんにもおかしくないよなあ、と改めて感じました。

そんなときに、以前に見かけたインタビューにあった、山崎さんの「パーソナリティとしての目標」をふと思い出しまして。

「最初からの目標ですが、とにかく溶け込むことです。気づいたらいたけど、ふとたまに思い出して聴きたくなるみたいな存在になりたいですね。毎日聴いてくださっている方々にとっては、生活の中のBGMなので、そこに溶け込んでいって、放送の中で気になった言葉が、何かを考えるきっかけになったり、何かを思い出すきっかけになったりすれば、一番うれしいです」

これ、お世辞抜きに、結構叶ってるよなあ、と思います。

今日私が聴いた放送は、まさに「生活の中のBGM」として「溶け込んでいる」感じだったし、
お店とかオフィスとかで、特に誰が集中して耳を傾けているわけでもないけれど、
みんなに共通の「サウンドスケープ」(音の風景)として流れている、
そんな聴かれ方も、実際いろいろなところでされているはずで。

どうしても、普段私はTwitterのハッシュタグを追ったりしながら「能動的に」聴いていることが多いし、
Twitter上には当然同じような聴き方をしているリスナーしかいないけど、
そんなのあくまで氷山の一角でしかなくて、
その裏には、数十倍、数百倍の、「BGMとして聞き流しているリスナー」がいる。

別にTwitter見たりメール送ったりしなくても、
なんなら山崎さんのことを何も知らなくても、
ノーストレスで、家事や仕事のBGMとして楽しめる、
聴いてて心地よい放送、「日常に寄り添ってくれる」ラジオ。
それを、若干25歳、帯番組初めて1年半のパーソナリティがしっかり務め上げているって、改めて末恐ろしいことだなあ、と…。

まだ聴いたことない人には、是非一度聴いてみてほしいし、
他のTFMの帯番組のように、5年、10年と長く続いてほしいなあ、と願うばかりです。

(radikoのリンクだと1週間で期限切れになっちゃうので、Audeeという配信サイトで配信されてる音源を…。
こういうときに1回分でいいので、お試しで実際の放送を期限なしで配信してくれてると、人に紹介するときに便利でいいなあ、とも思ったりする)

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