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「インプット」と「アウトプット」だけじゃ、まだ足りない。

最近、いろいろ考えていること、やりたいこと、構想していることは頭の中にありつつも、
それを企画書に落とし込もうとすると、まったく作業がはかどらない…ということがしばらく続いていました。
「企画書スランプ」ってこれまでも度々あったけれど、
ここまで筆が進まない、言葉が出てこない、というのは、過去にもあまり記憶がないくらいで。

頭の中に構想の断片はふわふわと浮かんでいるのに、
それが明確な像として結びついてこない。

こういうときって、だいたい原因は決まっているんです。
インプット量が圧倒的に不足しているか、
インプットとアウトプットのバランスが崩れているか。
だいたい、目の前の仕事とかに追われていると、新しい知識・情報を自分の中に出し入れする時間が不足して、そういう状態になりがちです。

でも、今回はどちらもあてはまらないよなあ、おかしいなあ、と感じていました。
日がなラジオを聴くようになって、情報のインプット量や得られる知的刺激はかつてなく高まっている。
アウトプットだって、こうやって毎日noteを書いて、日常で感じたこと、考えていることは日々言語化されている。

でも、筆は一向に進まない。
もうダメだ〜!と思って、思わず知り合いに連絡しました。
一人じゃ書けないから、おしゃべりしながら企画書書くのに付き合ってもらっていいですか?と。

幸い、その方の都合がついて、マジメな話やたわいもない話もしながら企画書を書いていたのですが、
今まで全然形にならなかった企画書のイメージが、少しずつ輪郭を帯びてくるのがわかって。
白紙のままだった企画書に文字が入り、ようやく執筆の端緒がつかめた気がしました。

このとき感じたのが、タイトルにも書いた
「インプット」と「アウトプット」だけでは、まだ足りないんだなあ
ということで。

脳に入ってきてる情報量は、別に不足しているわけではなかったんです。
入ってきた情報を自分なりに整理して、思考に落とし込む、そしてアウトプットすることも、それなりにできていた。
でも、それだけだとまだ足りないんですよね。インプット・アウトプットしたことが、アイデアや創造にとって有効なものになりきれていない。

そこで必要だったのは、
インプットしたこと、そこから派生した思考・アウトプットに対して、また違った方向からの刺激を入れる
ということで。
ひとことでいうと「フィードバック」でしょうか。

自分の中で思考を整理するだけでなく、それに対して別の人、別の角度からの意見や考えをぶつけてもらう。
そうすると、「平面」だった思考が「立体」になって、より具体的なイメージとして浮かび上がってくる。

noteに書くことは確かにアウトプットではあるけれど、
あくまで「自分の考え」を抜け出せていない。
その考えを、他の誰かに聞いてもらって始めて、「考えたこと」が、企画書に落とし込めるぐらいの「プラン」になっていく。

テレワークの日々、仕事も事務作業で、
なかなか人と話すことが少なくなっている今日この頃ですが、
やっぱり人と話す、コミュニケーションをとることは大事だなあ。
ありきたりだけれど、そんなことを今、強く感じています。

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