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その感受性は、どこにあるか。

ラグビーワールドカップの試合を見ていて、
素敵なCMに出会いました。

街に出て、ふと口にしたパンに涙する青年。
街に出ることにも覚悟と、そして葛藤があったから、
故郷、そして父への思いが、ひときれのパンをきっかけに、溢れ出したのだろうなあ。
そんな想像まで思わず膨らんでしまうくらい、
いろいろと考えさせられる、いいCMだなあと思います。

でも、いざ自分に置き換えて考えてみたとき、
そうやって、何かを想って涙を流すことがあるのだろうか…?
そんなことも、思わず考え込んでしまいました。
目の前にある、一見ありふれたモノから、
何か・誰かに対して思いを馳せて胸が詰まる、
そこまでの感受性を、自分は持ち合わせているのだろうか?と考えると、
たぶんないんじゃないか、と思ってしまう。

感受性がない=良くないこと、と一概に結びつけてしまうのも、
それはそれで良くないとは思うものの、
それでもそんな自分に対して、ちょっとさびしいなあ、と感じてしまうのも事実で。
今までも、これからも、きっと折に触れて考えることになる、
自分にとっては永遠の課題なのだろうなあと思います。

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