「めんどくささ」に抗うために。

昨日は、特に何か忙しかったわけでもなく、
noteを書こうと思えば書けないわけではなかったのだろうけど、
なんだか、書く題材も、書こうという気力もまったく浮かばず、
結局一日飛ばしてしまった。

書き上げる前に寝落ちしてしまって…とか、書く時間がとれなくて…みたいな理由で飛ばした日はこれまでも何日かあったけれど、
こんな、有り体に言えば「めんどくさい」という理由で飛ばしたのは、
ほぼ毎日の更新を始めて以来、初めてで。

実際、「毎日書き続ける」行為がめんどくさくなりつつあるのは事実で。
相変わらず日々のネタにも事欠くことが多いし、
果たして毎日書くことが、何かプラスになっているか、ということにイマイチ自信を持てていない自分もいる。
ただただ毎日どうしようもない駄文を生み出し続けているだけなのではないか、という疑念も、ないわけではない(というか結構ある)。

フォローさせていただいている毎日更新されてるライターの方は、
日々の小さな気付きを拾い上げて、ステキな文章を紡ぎ出されている方ばかりなのも、だんだん自信を失わせているひとつの要因で。

たとえば、当初からフォローさせていただいている方の、先日の投稿。
なにげない日常の、ちょっとした出来事の描写がとっても瑞々しくて。
すごくステキな暮らしをされてるんだろうなあ、ということが文章からだけでも伝わってくるんですよね。

そういう「小さな出来事」が、自分の周りにも起きているのに、自分がそれに気づけていないだけなのか、
あるいはそういった「小さな出来事」すら起きないような、つまらない暮らしになってしまっているのか。
どっちもあるような気がして、よくわからない。
少なくとも、丁寧にお茶を淹れて一服する、という時間は、今の自分の生活の中にはないなあ。

いよいよ、前に何度か書いている
「出来事を増やしていくこと」
が、本当に足らなくなってるのだろうな、というのは感じる今日この頃。

文章を書く、ということを、自分の中で「目的」と「手段」のどちらに切り分けるのかは、なかなか難しくて。

なんでもいいから1日1文章書く、というよりかは、
日々の出来事を言語化したい、というほうが大きいので、
無理やりなにもない日々を言語化するというのでは本末転倒なのだけれど。

でも一方で、何でもいいから毎日書こう!と思うことで、
普段だったら見逃してしまうような小さな出来事にも気づく目が養われるかもしれない、という期待もあるので、
一概に書くことが「手段」だ、とも言い切れない部分もある。

ということなので、毎日書き続けることが、「手段が目的化してる」とは必ずしも言い切れないのだけれど、
日々書き続ける「めんどくささ」に抗っていくためには、
「小さな出来事を拾う」ということが苦手、なのか、
そもそも「小さな出来事」をもっと増やしていかないといけないのか。

おそらく後者のような気がしながらも、
もう少し、見定めるには時間がかかりそうな気がしています。

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