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This is "my tune".

いつものラジオのような安心感もあり、
もちろん「旅立ちの花道」としての華やかさもあり、
素敵なセレモニーでした。

このグループを見ていると、
今まで「アイドル」というものに対して持っていた固定観念が覆されることが多く、その度に驚いていたのですが、
新内さんも、そんな「固定観念」を打ち破ってくれた一人だったように思います。

さんざん「二推し」だなんだと言われるし、
今日のスピーチでも、自分で「正統派ではない」とか言っていたけれど、
いや、むしろ自分自身の手で、新たな「正統」をつくった
そんな人なんじゃないかなあ、と思います。
とかく若さがもてはやされる世界の中で、葛藤もたくさんあっただろうに、
でも「歳を重ねること」がこんなに素敵なことだと教えてくれたのは、
間違いなく、新内さんでした。

何事も、始めるのに遅いことはない。
歩むべき道が見つからないなら、自分でその道を作ればいい。

グループの後輩に向けてもそうだし、
電波のこちら側にいる私たちにも、すごく大きな示唆を与えてくれる、まさに金言だと思います。


それと、もうひとつ個人的なことで言うと、
くりぃむANNリスナーとしては、新内さんの向かい側で、うなずいたり大爆笑したりしてる石川アニキの姿が見れたのがすっごく嬉しかったし、
卒業間際にしてまた絡みが増えた、上柳アナウンサーの声も、なんだかすっごく懐かしい感じがして。
高校・大学時代、夢中でニッポン放送を聴いていた当時からは、もう15年近い時が経って、あらゆるものが変わってしまっているけれど、
この2人の存在を通じて、あの頃と今が、それでも確かにつながっているのだなあ、と感じられたことは、間違いなく、自分の中でのラジオ熱がさらに高まっていったきっかけでした。

今思うと、まだ乃木坂にまったく興味がなかった2020年の春、
最初の緊急事態宣言下で、何の気無しに久しぶりに聴いたラジオが、
そういえば乃木坂ANNだったんですよね。
(金川さんがゲストだったということだけ覚えてたので、調べたら2020/4/16だった)
カナガワさんなのに北海道出身?というところに戸惑いつつ、
メインMCの方の声がすごく聞きやすくて、耳にすっと入ってくる放送だなあ、と感じたのを覚えています。
その当時は、こうやってまた10年以上ぶりに、ANNを毎週欠かさず聞くようになる日が来ようとは、まったく想像もつかなかった…。


また、どこかのラジオで声が聴きたいなあ。
9年間、おつかれさまでした!

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