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克服できない苦手もあって。

見てきました、鬼滅の刃。

断片的にいろんな人から聞いていた感想たちが、
実際に作品を見ることで「あーそういうことだったのね!」と自分の中でつながっていく感覚、これは爽快ですね。
確かに、煉獄さんはめっちゃかっこよかった。
そして、あの本編を見せられた後に聞くLiSAさんの「炎」はめちゃめちゃ沁みる…。


ただ、結構斬ったり斬られたりみたいなシーンがたくさんあったんですが、
この映画、世の中のありとあらゆる小学生たちが夢中になって見てたんですよね…?
アニメですけどあれでも結構バイオレンスだな、グロいな、と思ってしまった私は、まだまだ精神年齢おこちゃまなんでしょうか…?
だって、ちっちゃい子が血だらけになってるシーンとか、
首に刀がめり込んでたりしてるシーンとか、
まあまあ長尺で映ってましたよ…?

ああいうの、苦手なんです。実写だけじゃなくて、アニメでも。
別に夢に出るとかそういうのはないのですが、単純に苦手で。
大人になってもそこへの苦手意識が抜けたわけじゃなくて、
昨日も上映時間中の半分ぐらいは薄目で見てた気がします。


小学生が普通に見てる作品を終始薄目でしか見れないというのは若干恥ずかしいのかも…?という気もまあしなくもないし、
苦手意識を払拭したら、もっと純粋に作品として楽しめたのかな…?ってのもある。
でも一方で、
これって無理に払拭する必要あるのか?
そもそもどうやったらこの苦手意識って払拭できるのか…?
と、ちょっと考えてしまいました。

食べ物の好き嫌いとかと違って、
別にエンタメの特定のジャンルが苦手だからって、それで健康を害するわけでもない。
でも、食わず嫌いせずにいろんなジャンルを楽しめたほうが、
世の中から受け取れるものの幅も広がってくるよなあ、ということも一方ではある。

考えれば考えるほど、今までもあった気がするんですよね。
食わず嫌いで避けてきた、遊びの誘いとか習い事とか。
そこに紐付いて、交友関係とかシュミのハバとか、機会損失というか知らず知らずに失ってるものは、きっといろいろあって。
それは、取捨選択の結果、というべきか、食わず嫌いでもったいなかった、というべきか…。

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